ヨルダン川西岸地区で、イスラエル人の入植者らが欧州の外交団を襲撃

ヨルダン川西岸地区で、イスラエル人の入植者らがヨーロッパの外交団や宗教指導者を襲い、負傷させた。
フランスの市長や大司教を襲撃
エルサレム駐在のフランス総領事夫妻や他の外交官、ベルギー領事、ポーランド領事らは10月17日、ヨルダン川西岸地区中部の町、Taybehでオリーブの収穫作業に参加していたという。
しかしパレスチナ人によるオリーブの収穫を阻止しようとするイスラエル人の入植者に襲われ、3人が負傷、車1台が損傷したそうだ。
イスラエル人の入植者らは、まず丘の麓で作業していたグループを襲撃。オリーブを盗んだだけでなく、70代のパレスチナ人女性を蹴り、罵倒し、暴行を加え、パレスチナ人の男性を殴打し、頭部に6針縫うほどの重傷を負わせたという。
その後、イスラエル人の入植者らは、フランス北部の町、Aulnoye-AymeriesのBernard Baudoux市長を襲撃し、市長の妻と、フランス北部の都市、Cambraiの大司教であるヴァンサン・ドルマン氏も襲われたという。
また入植者らは、ベルギー代表団の装甲車の窓を破壊。他の外交官らも、危険にさらされたそうだ。
ベルギーのマキシム・プレヴォ副首相兼外務大臣は、「この暴力は、イスラエルの違法な入植政策と切り離して考えることはできない。パレスチナ領土の占領は終結しなければならない」と述べ、欧州連合(EU)に対し、制裁措置を引き続き求めていくと発言した。
⚠️ Colonos israelíes atacaron este 17 de octubre un convoy diplomático europeo en la Cisjordania ocupada y golpearon al alcalde francés Bernard Baudoux, de 78 años, según un testigo y dos diplomáticos citados por la AFP ➡️ https://t.co/YyGuBrMPrY https://t.co/frcqXJleWZ
— FRANCE 24 Español (@France24_es) October 17, 2026
170件に及ぶ襲撃
9月下旬に毎年恒例のオリーブの収穫が始まって以来、イスラエルの入植者らは、パレスチナ人が経済的にも文化的にも不可欠な作物を運び込むのを阻止するために、暴力を振るってきた。
イスラエルの人権団体「Yesh Din」によると、9月27日以降、入植者による襲撃は170件以上に上り、少なくとも4人のパレスチナ人が死亡、100人以上が負傷し、数千本の木が被害を受けたという。
しかもイスラエル人の入植者は、ほぼ罰を受けずに暴力行為を繰り返しており、イスラエルの元首相である、Ehud Olmert氏も、国際刑事裁判所の介入を求めた。(了)
出典元:The Guardian:Israeli settlers attack European diplomats in West Bank(10/17)


























