欧州の外交団がイスラエル人の入植者に襲撃された事件、EUが非難声明

欧州連合(EU)は声明を発表し、イスラエル人の入植者が欧州の外交官を乗せた車列を襲撃したことを、強く非難した。
フランス北部の市長が殴打される
EU加盟の27カ国は10月18日、声明を発表し、イスラエル人の入植者が、ヨルダン川西岸地区のTaybeh村近郊で、訪問中の代表団を襲撃したことを非難した。
フランス、ベルギー、ポーランドの外交官とカトリック教会の代表者らは10月17日、パレスチナ人のオリーブ農家を支援するため、ラマラー東部のキリスト教徒が多数を占めるTaybeh村を訪れていたという。
しかし覆面をしたイスラエル人の入植者が、外交官らの車列を襲撃。ベルギー外交官の車両の窓ガラスを割ったそうだ。
またフランス北部の町、Aulnoye-AymeriesのBernard Baudoux市長(78)は、イスラエル人の入植者らにより、蹴られ、殴られたという。
Bernard Baudoux, Mayor of the French town of Aulnoye-Aymeries, says masked settlers attacked his delegation while it was picking olives near Taybeh in the occupied West Bank.
Baudoux says he was beaten and that the delegation has lodged a protest with the Israeli government. https://t.co/kdpo4iwleQ
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 18, 2026
入植地の拡大停止も要求
この事件を受け、EUは18日、「完全な責任追及」と、パレスチナ人およびジャーナリストに対するさらなる暴力行為を防止するための措置を要求。またイスラエルに対し、国際法を尊重し、ヨルダン川西岸地区における入植地の拡大を停止するよう求めた。
フランスのジャン=ノエル・バロー外相は17日、イスラエルに対し、この事件の責任者を逮捕し、民間人を保護するよう要求した。
ポーランド外務省も17日の夜、「X」において、外交官が無事であるものの、イスラエルに対し説明と、攻撃者への措置を強く求めたという。
イスラエルのギデオン・サール外相は17日、この暴力行為を非難し、加害者を暴徒と呼び、警察が捜査を開始したと明らかにした。
16日にもジャーナリストを襲撃
しかしこのような襲撃は16日にも、ラマラー近郊のAbu Falah村で発生しており、この時、ワシントン・ポスト紙のアメリカ人フォトジャーナリスト、ハイディ・レヴィン氏が重傷を負ったという。
彼女はジャーナリストであることを示す防護服を着用していたにもかかわらず、イスラエル人の入植者らにより10分以上殴打され、カメラや携帯電話、パスポートも盗まれたそうだ。
レヴィン氏は肋骨を骨折し、病院へ搬送された後、負傷した手の手術を受けたという。(了)
出典元:Aljazeera:EU condemns Israeli settler attack on diplomats in occupied West Bank(10/18)


























