【ウクライナ】ロシア軍の最新鋭戦闘機、味方の対空ミサイルにより撃墜か
ロシア軍の最新鋭戦闘機が、味方の誤射により、撃墜されたとの情報が流れている。
超音速戦闘機の「Su-35」
その最新鋭戦闘機とは、約150億円かけて開発された超音速戦闘機の「Su-35」だ。
この戦闘機は9月28日、ウクライナ上空でロシア軍の長距離対空ミサイルシステム「S-300」によって、撃墜された可能性があるという。
SNSに投稿された映像にも、戦闘機が炎上し、地面に向かって急降下していく様子が映っていた。
This may be directly connected to the reported Russian friendly fire incident yesterday over Tokmak. pic.twitter.com/63ezNJot0n
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) September 29, 2023
ロシアの戦争ブロガーも認める
ロシア人の戦争ブロガーである「Fighterbomber」もSNSに、「Su-35」の写真を投稿。「永遠の飛翔を、兄弟よ」とコメントし、ロシア軍の誤射による撃墜を認めたと考えられているという。
Russian Air Force adjacent Telegram channel Fighterbomber claims the loss of a Russian Su-35.
“Eternal flight, brother…” pic.twitter.com/sUkhe0O3RU
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) September 29, 2023
まだロシア国防省は公式にこの誤射を認めてはいないようだが、ウクライナ側のSNSチャンネル「クリミアの風」も、「ロシア防空vsロシアSu-35 1:0。ロシア兵が(ウクライナのザポリージャ州にある)トクマク近郊で、S-300ミサイルを使って自軍機を撃墜した」と投稿している。
イギリス国防省の見立てでは、ウクライナ侵攻以来、ロシア軍は約90機の航空機を失っているという。
その上でイギリス国防省は、戦争が進むにつれて、ロシア航空宇宙軍(VKS)の長期的な戦術的航空戦力の能力が低下する可能性が高いとの見方を示している。(了)
出典元:METRO:Supersonic Russian fighter jet worth £82,000,000 ‘shot down by own air defence’(9/29)
出典元:Newsweek:Russian Su-35 Fighter Jet Downed by Own Air Defense, Video Appears to Show(9/29)