ロンドンで起きた恐ろしい事件、男が母子に化学物質の液体を浴びせる
先月、イギリスのロンドンで、男がある女性と子供に化学物質を含んだ液体を浴びせる、恐ろしい事件が起きた。
酸性度の高い腐食液を浴びせる
この事件が発生したのは1月31日、場所はロンドン南部の町、クラパム(Clapham)とされている。
警察によると、アブドゥル・ショクール・エゼディ容疑者(35)が、女性(31)と2人の女児に対して、酸性度の高い腐食液を浴びせたという。
これにより母親の女性は、現在も鎮静剤を投与されたまま入院しており、右目を失明する恐れがあるそうだ。ただし、2人の女児はすでに退院し、ケガから回復している。
容疑者は負傷しながら逃走中
現在もエゼディ容疑者は逃走中で、警察は指名手配をしており、逮捕につながる情報に対して2万ポンド(約370万円)の懸賞金を掛けた。
またエゼディ容疑者は負傷しており、警察はケガが「非常に深刻」だとし、治療しなければ死に至る可能性があるとの見方を示している。
警察によれば、エゼディ容疑者と母親の女性は以前、交友関係にあり、関係が破綻したことが犯行の動機になった可能性があるという。
またエゼディ容疑者は負傷した8歳と3歳の子供たちの父親ではなく、事件前には母親の女性と会う約束をしていたと考えられている。
同容疑者は2016年にアフガニスタンから、トラックに乗って、イギリスにたどり着いたとみられている。(了)
出典元:BBC:Clapham attack suspect arranged to meet victim, police believe(2/7)