MLBの透けて見えるユニフォームに対処?ナイキが改善すると発表
アメリカのメジャー・リーグ・ベースボール(MLB)のユニフォームが、今後改善されることになった。
パンツを個別にカスタマイズ
MLBとナイキは5月3日、2025年から全ての選手が、パンツを個別にカスタマイズできるようになると発表した。
また新しいユニフォームでは、背面の文字が大きなものに戻り、またアウェイ用のグレーのユニフォームにおける、上下の色の違いや、発汗時の変色の問題にも対処するという。
ユニフォームの調整は選手やチーム、用具管理者らとの協議を経て行われ、改良されたグレーのユニフォームについては、早ければ今シーズン後半から着用できるそうだ。
しかしユニフォームが透けている点については、言及がなかったという。下は、大谷選手の8号ホームランの様子。
Shohei Ohtani sets a new @Dodgers record for most HR by a Japanese-born player.
The person he passed? His manager Dave Roberts. 🫡 pic.twitter.com/xGMdVYhj7T
— MLB (@MLB) May 5, 2024
選手からも不満が出ていた
実は、MLBのユニフォームについては、フィット感や見た目について、多くの選手が不満を抱いていたという。
また一部のチームの白いパンツが透けており、中にいれた上着の裾も見えるほどで、ニューヨーク・ポスト紙も、以前「大谷選手の下着(パンツ)が透けているように見える」と報じていた。
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは声明で「選手とチームからのフィードバックは、我々にとって非常に重要です。私たちはナイキと協力して選手の声に耳を傾け、その結果、彼らの懸念に対処しています」と発言。
そして「今後もナイキと協力し、見栄えが良く、MLB選手が最高のパフォーマンスを発揮できるユニフォームを提供することを、目標に調整を続けていく」と述べたという。(了)
出典元:ABC News:MLB, Nike announce adjustments for 2025 uniforms(5/4)