MAGAの象徴だったグリーン氏が来年、下院議員を辞職すると発表

トランプ大統領の熱烈な支持者だった共和党下院議員の女性が、来年辞職すると発表した。
来年の1月に辞任すると発表
ジョージア州選出のマージョリー・テイラー・グリーン氏は11月21日、2026年1月5日付で下院議員を辞任すると発表した。
グリーン議員は、辞任についての4ページに及ぶ声明を、SNSの「X」に投稿し、トランプ大統領との最近の確執について、次のように説明した。
「14歳でレイプされ、人身売買され、裕福で権力のある男性に利用されたアメリカ人女性のために立ち上がったからといって、私がアメリカ合衆国大統領から裏切り者呼ばわりされ、脅迫されるようなことがあってはなりません。共和党が中間選挙で敗北する可能性が高い中で、私が選挙戦を戦い勝利することにより、この愛すべき選挙区が、大統領による傷つき憎しみに満ちた予備選になってほしくはないのです」
エプスタイン・ファイルの公開を求める
2021年から下院議員を務めているグリーン氏は先日、トランプ大統領から攻撃を受けた。グリーン氏が共和党の方針に逆らい、司法省にエプスタイン関連ファイル全文の公開を強いる請願書に署名したからだ。
トランプ大統領は、SNSにおいて、グリーン氏を「極左に走った暴言を吐く狂人」と投稿。またグリーン氏を「マージョリー・“裏切り者”・グリーン」と呼び、予備選では、彼女ではなく、他の候補者を支持すると明らかにした。
そしてトランプ氏の投稿の後、グリーン氏の家族や会社にも、嫌がらせや脅迫が行われたという。
今回のグリーン氏の辞任について知らされたトランプ氏は、「国にとって素晴らしいニュースだと思う。素晴らしいことだ」と述べたそうだ。
MAGA(アメリカを再び偉大に)運動を象徴する存在だったグリーン氏は、辞任声明の中で「もし自分がMAGA運動によって見捨てられるなら、多くの一般のアメリカ国民も同様に見捨てられ、取って代わられることになる」と警告した。(了)
出典元:ABC News:Rep. Marjorie Taylor Greene says she will resign from Congress in January(11/22)

























