緊張高まるウクライナから、6カ国語でリポートする記者が話題に
ロシアが事実上の軍事侵攻を開始したウクライナ。そこからレポートを行っている記者のツイートが注目を集めている。
ウクライナの首都からレポート
その記者とは、AP通信のPhilip Crowtherさんだ。
現在、彼はウクライナの首都、キエフにおり、緊張が高まっている街の様子などをレポートしてきたという。
しかも彼はなんと6カ国語でレポートしており、その様子を2月21日にツイッターに投稿。たちまち注目を集めたという。
下の動画では、最初に英語、次にルクセンブルク語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語の順に話している。
Six-language coverage from #Kyiv with @AP_GMS. In this order: English, Luxembourgish, Spanish, Portuguese, French, and German. pic.twitter.com/kyEg0aCCoT
— Philip Crowther (@PhilipinDC) February 21, 2022
ルクセンブルクに生まれ、父は英、母は独出身
Crowtherさんのウェブサイトによれば、彼はルクセンブルクに生まれ、父親はイギリス人で、母親はドイツ人だという。
ロンドンの大学に進学し、卒業後はフランスのパリにあるメディア「France 24」のニュース・リポーターや司会を務めたそうだ。
そしてアフリカのガーナやアンゴラ、南アフリカ、ドイツ、イギリスでのニュースも報道。リビアで起きた革命についても伝えてきた。
その後、Crowtherさんは2011年にアメリカのワシントンD.C.に移り住み、活動を続けてきたという。
Crowtherさんの投稿は現時点で、1800万回も再生され、2.7万人がリツイート。15万件以上もの「いいね」が寄せられている。(了)
出典元:METRO:Frankly jaw-dropping footage of journalist fluently reporting from Kiev in six languages stuns viewers(2/22)