被災した女子高校バレー部がユニフォームなしで試合に、対戦相手から新品をプレゼントされる
米国カリフォルニア州セントラルバレーにある町・パラダイスは11月中旬、山火事で大きな被害を受けた。
町にあるParadise Adventist Academy高校の女子バレーボール部は、高校バレーの地区大会準決勝に進んでおり、11月13日に火災にめげず試合会場へ向かった。
しかし、部員たちは避難の際に生活必需品しか持ち出しておらず、ユニフォームも膝サポーター(ニーパッド)も持っていなかったという。
プレゼントを用意していた対戦相手
ところが、試合会場に到着した彼女たちに、対戦相手からのサプライズが待っていた。
相手校であるForest Lake Christian高校のバレー部員たちは、試合前24時間のうちに1万6000ドル(約180万円)の寄付金を集め、新品のユニフォームや膝サポーター、靴下などをプレゼントとして用意していたのだった。
それだけではない。この出来事を報じた海外メディアによると、一人ひとりに300ドル(約3万3800円)のギフトカードが贈られ、部員の家族のための衣類や支援物資などが、「トラック一杯分」寄付されたとのこと。
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まったく予想していないことが起こった
試合後、Forest Lake Christian高校のチームと善意を寄せた支援者たちは、不幸に見舞われた相手チームを懇親会に招いた。
寄付を受けたParadise Adventist Academy高校のコーチ・Jason Eyerさんは、こんなスピーチをした。
これまでに、有り得ないと思っていたことが起こってこれほど驚いたことはありません。今回のことはまったく予想していなかったことで、その中でも最も素晴らしいことです。皆さんに深く感謝します。
(了)
出典元:Good News Network:Volleyball Team Devastated by Fire Shows Up Without Equipment, But Opponents Have New Uniforms, Supplies and Gift Cards Waiting(11/17)