落下しても画面が割れない!「エアバッグ的」スマホケースがユニーク
ドイツの大学生が、落下してもスマホの画面が割れるのを防ぐケースを開発し、注目されている。
開発したケースが最優秀賞に輝く
その学生とは、ドイツのAalen大学に通うPhilip Frenzelさん。彼は3年前に、新しいiPhoneを購入したが落としてしまい、画面が粉々に割れてしまったという。
そして画面を保護してくれるスマホケースを購入するも、結局その保護機能はFrenzelさんを満足させなかったそうだ。
そこで彼は仲間と共に、2年半かけてエアバッグのような役目を果たす、新しいスマホケースを開発。
その結果、世界中の学生からのプロジェクトを審査するドイツの「German Society for Mechatronics」で、最優秀賞を受賞した。
センサーが感知し、爪が伸びる
Frenzelさんが開発したケースの名前は「ADCASE」。これはスマホが自由落下した瞬間に、センサーが感知してケースの四隅から爪のようなものが出て、画面が接地するのを防ぐ仕組みになっている。
もっとも最初、彼は本当のエアバッグの方式や、泡のような柔らかいものを利用した形も考えていたという。
しかし、これらは実際には機能しなかったため、最終的に爪のようなものが伸びる形になったそうだ。
このスマホケースはiPhone6に対応できるよう作られ、現在では最新機種にも装着できるとか。
ただ今はまだ販売はしていないようで、Frenzelさんらは7月から生産資金を募るため、Kickstarterのキャンペーンの準備をしているという。(了)
出典元:boredpanda:Genius Student Invents “Mobile Airbag” That Deploys When You Drop Your Phone, Tries It With His Phone(6/29)
出典元:Gadgets360:‘Mobile Airbag’ Case Invented by Student Deploys When You Drop Your Smartphone(6/29)