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地震の被害を受けたトルコで豪雨被害、洪水により14人が死亡

地震の被害を受けたトルコで豪雨被害、洪水により14人が死亡
Twitter/BBC News (World)

先月、地震で被害を受けたトルコの2つの県で、今度は豪雨による洪水が発生し、多くの人の命が奪われた。

 

トルコ南東部の県で犠牲者

 

洪水が発生したのは3月15日、被害が確認されたのは南東部のシャンルウルファ県と、隣接するアディヤマン県とされている。

 

これらの県は先月の地震でも大きな被害を受けていたが、この洪水により、少なくとも14人が死亡。シャンルウルファ県では12人が、隣接するアディヤマン県では2人が犠牲になったという。

 

トルコのテレビで報じられた映像にも、濁流に車が飲みこされていく様子や、濁流に流されそうになる人々の姿が映し出されていた。

 

家を失った数千人にさらなる不幸

 

アディヤマン県では、地震の被災者が避難していたコンテナハウスが洪水で押し流され、犠牲者が溺死したそうだ。

 

またシャンルウルファ県では、浸水した地下のアパートから5人のシリア人が遺体で発見され、地下道に閉じ込められた車の中でも2人が死亡した。

 

トルコのSuleyman Soylu内相は、地震で家を失った数千人がさらなる不幸に陥っているとし、また現在、救助隊が3カ所で、行方不明とされる5人の捜索を続けていると述べた。

 

トルコの災害対策庁によると、2つの州のそれぞれで、10人以上のプロのダイバーも救助活動に携わっているという。

 

2月6日に発生したマグニチュード7.8の地震により、トルコでは20万棟以上の建物が倒壊または甚大な被害を受けたと言われている。(了)

 

出典元:ABC News:Floods kill 14 in Turkish earthquake-battered provinces(3/15)

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