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米国の大学生、窓に貼った付箋紙のメッセージでフォーチュン500企業のインターンシップを獲得

米国の大学生、窓に貼った付箋紙のメッセージでフォーチュン500企業のインターンシップを獲得
Twitter/Gursimran Singh

一流企業のインターンシップに応募するために、まさかと思うようなユニークなやり方をした米国の大学生がいる。

 

彼の方法とは、自分のアパートの窓に黄色い付箋紙を貼り付けることだった。

 

オフィスに面したアパートの窓

 

米国ジョージア工科大学に通うGursimran Singhさんは、アトランタ市内にアパートを借りている。その場所はオフィス街で、Singhさんの部屋の真向かいが、フォーチュン500にランキングされる一流IT企業「NCR」のオフィスビル。

 

それを知った彼は、自分の部屋の窓に黄色の付箋紙を貼って「HIRE ME(私を雇って)」という文字を作った。(Twitterに投稿された写真は部屋の内側から撮ったもので、文字は裏文字になっている)

 

Twitter/Gursimran Singh

オフィスの窓に付箋紙の返信メッセージが

 

Singhさんは、スマイル絵文字をつけた自分のメッセージが、NCRの社員の目に留まるとは思っていなかったそうだ。

 

だが翌朝、友人がやって来て「窓の外を見てみろ」と言った。見てみると、向かいの窓に付箋紙で「EMAIL?(Eメール?)」と書かれていたという。明らかに、NCRの誰かがSinghさんのメッセージに答えて、Eメールのアドレスを要求して来たのだ。

 

Twitter/Gursimran Singh

こんなやり取りは予想していなかった

 

後日、海外メディアの取材を受けたSinghさんはこう話す。

 

まさかNCRの人たちが、こんな形でやり取りを続けるとは思ってもみませんでした。でも、それは続いたんです。僕にとっては信じられないことです。

 

彼はNCRからの要求にこたえて、付箋紙でEメールのアドレスを窓に書いた。

 

(メールアドレスには)付箋紙をたくさん使いましたよ。でも、出来栄えは上々だと思います。

 

とSinghさんは言う。

 

Twitter/Gursimran Singh

 

すると、NCRの数人の担当者からメールが届き、履歴書などの必要書類を提出。なんとIT部門の幹部からも直接メールを受け取り、インターンシップの面接の日取りが決まってしまったそうだ。

 

 

彼は、ちょうど同時期に開催されていたプログラミングコンテストの優勝チームの一員だったこともあり、面接に無事合格。米国トップクラスのIT企業「NCR」にインターンとして迎え入れられた。(了)

 

出典元:Georgia Tech:Georgia Tech Student Uses Sticky Notes to Connect with Fortune 500 VP(10/29)

出典元:CNN:A student used sticky notes to snag an internship with a tech company(10/31)

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