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睾丸を超音波のお湯に浸ける避妊用具が、ジェームズ ダイソン アワードを受賞

睾丸を超音波のお湯に浸ける避妊用具が、ジェームズ ダイソン アワードを受賞
THE JAMES DYSON AWARD

ドイツの発明家が、睾丸風呂とも言えるユニークな避妊用具を開発し、ジェームス ダイソン アワードの国別グランプリを受賞した。

 

ジェームス・ダイソンは有名家電ブランド「ダイソン」の創業者。彼が設立したジェームス ダイソン財団がこのジェームス ダイソン アワードを主催しており、若手エンジニアやプロダクトデザイナーを称え、支援するのが目的だ。

 

超音波の振動が精子の活動を一時停止させる

 

この斬新な避妊用具(というより避妊デバイスと言うべきかも知れない)の名称は「COSO」。開発したのは、ミュンヘン工科大学を卒業した女性インダストリアルデザイナー・Rebecca Weissさん。

 

THE JAMES DYSON AWARD

 

海外メディアによれば、「COSO」は、睾丸を超音波の振動に数分間晒すことによって、精子の動きを止める装置であるとのこと。精子が動かなく(泳がなく)なるため、卵子が受精するのを防げる。また、この効果は一時的なもので、男性が生殖能力を無くすことはない。

 

こうした超音波の効果は、米NGO・パーセマス財団(Parsemus Foundation)が2012年に行なった研究で、すでにわかっているそうだ。

 

THE JAMES DYSON AWARD

 

「COSO」の使い方は簡単。本体が容器になっていて、そこに水を入れてボタンを押す。すると水が適温に温まる。そこに睾丸を浸し、再度ボタンを押すと超音波が発生。振動がお湯を通して睾丸に伝わるという仕組みだ。

 

子宮頸がんの兆候がきっかけに

 

開発者のRebeccaさんは、経口避妊薬と関連がある子宮頸がんの兆候が発見されたことがきっかけで、「COSO」の開発を始めたという。

 

「(子宮頸がんの兆候が見つかってから)私と、私のパートナーは、経口避妊薬以外の避妊法を探したのですが、調べて分かったのは、避妊には男性用のものがほとんどないということでした」

 

男性の避妊の選択肢を増やすため、彼女は、男性が自宅で簡単に避妊できる「COSO」を開発した。

 

「COSO」の効果については、まだ医学的に実証されていない。Rebeccaさんはジェームス ダイソン アワードの賞金が、臨床実験の助けになればいいと考えている。(了)

 

出典元:UPI:’Testicle bath’ birth control device earns Germany’s Dyson Prize(10/15)

出典元:THE JAMES DYSON AWARD:COSO – THE NEW WAY OF MALE CONTRACEPTION

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