上空から大きな氷の塊が落下、家を震わせ庭に小さなクレーターも作る
日本でも空から飛行機のパネルが落下して問題となっているが、イギリスでは大きな氷の塊が落ちてきたとして話題となっている。
ものすごい音がし、家も震えた
その出来事が起きたのは、スコットランド中部のRenfrewshire、Busbyという街に住む、Lyndsey Helliwellさんの庭とされている。
彼女によればその日は家にいなかったが、当時夫と家で仕事をしていた友人から電話がかかってきたという。
その友人は、外でものすごい音がして、家も震え、庭の芝生に白いものが散乱していると伝えてきたそうだ。
そのためLyndseyさんは午前11時に帰宅。庭へ行ってみると、そこには小さなクレーターのような凹みができていたとか。そして白い物体が大きな氷の塊だと分かったという。
原因不明、飛行機から落下の可能性
もっともその氷がどこで作られ、何から落ちてきたのかは分かっていない。
ただ今のところ、氷は飛行機の機体で形作られ、落下してきたと考えられている。
実際、高高度で飛行する旅客機から漏れた水が氷点下の気温で固まり、落ちてくることがあるそうだ。無論このような大きなものが落ちてくるのは、非常に稀なこととされているが、イギリスでは年間25件も氷の落下があるという。
LyndseyさんはBBCの取材に対し、次のように語っている。
「それは庭に大きな凹みを作りました。でも、それが家や車、なにより(2人の)子供や犬に当たっていた可能性もあります。しかし幸いなことに、誰もケガをしませんでした」(了)
出典元:BBC:Ice block falls from sky and crashes into garden in Busby(9/26)他