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リヒテンシュタインの議会で、地震保険について議論している最中に地震が発生

リヒテンシュタインの議会で、地震保険について議論している最中に地震が発生
YouTube/Volksblatt.li

ヨーロッパにあるリヒテンシュタイン公国の議会で、地震に関する議論が行われている最中に、地震が発生した。

 

議論の最中に2回も地震が発生

 

リヒテンシュタインの議会では9月1日、自国において地震に備えた保険を義務付ける必要があるかどうかを議員が議論していたという。

 

その最中、2回も地震が発生し、議論が中断。議員たちが議事堂から避難したそうだ。

 

議会が撮影した映像にも、2回目の地震で、建物が強く揺れたのが分かる。

 

2回目の揺れで議長が退避を促す

 

最初の地震はマグニチュード2.4で、2回目はマグニチュード3.9(当初はM4.1か)と測定されたという。

 

当時議会で発言していたBettina Petzold-Mähr議員は、最初の地震を感じ、笑みを浮かべていた。

 

しかし2回目の大きな揺れは議事堂をより激しく揺らし、アルベルト・フリック連邦議会議長は議論を一時中断し、議員に対し、議事堂から避難するよう促したそうだ。

 

欧州地中海地震センターによると、大きい方の地震は13時57分(CEST)に発生し、震源地はオーストリアの都市ドルンビルン(Dornbirn)の南約19キロの地点だったという。

 

またこの地震はオーストリアとスイスの一部、およびドイツ南部のバイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルク州でも感じられたと報告されている。

 

地震が起きた当時、リヒテンシュタイン警察には心配した市民から多くの電話が寄せられたそうだが、人的・物的被害は確認されなかったそうだ。

 

2020年には、地震が多いニュージーランドでも首相の記者会見中に地震が発生したが、ジャシンダ・アーダーン首相は、あまり驚くことなく、記者にもう一度質問を尋ねる様子が撮影されている。(了)

 

 

出典元:euronews:Earthquakes shake Liechtenstein parliament during quake insurance debate(9/1)

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