突然、イリノイ州のサッカー場が陥没、巨大な穴が出現【動画】
アメリカのイリノイ州にあるサッカーグランドの中央部が、突然陥没し、大きな穴ができてしまった。
幅30m、深さ9mほどの穴
地面の崩落が起きたのは6月26日、場所はイリノイ州の町、アルトンにあるゴードン・ムーア公園とされている。
その日、公園内にあるサッカー場の中央部分が、突然陥没し、幅30m、深さ9mほどの巨大な穴が作られたという。
当時、グランドに人はおらず、負傷者も報告されていない。地面が陥没する瞬間がこちら。
通常は地下水汲み上げが主な原因
このグランドは、マルケット・カトリック高校のサッカーチームが使っており、先週の同じ時間にはフィールドに60~70人がいたという。
通常、土地の陥没は地盤沈下や地下水汲み上げが主な原因とされており、アメリカ地質調査所も、陥没は特に地下水汲み上げや地下での建設・開発と相関関係にあると述べている。
ただある研究によると、陥没の発生増加は、他の地質災害に比べて気候変動の「見過ごされている」側面だという。
しかし、今回の陥没の原因は、まだ分かっていない。鉱山運営会社の「ニュー・フロンティア・マテリアルズ」は声明で、「表層陥没」があったとしており、「市と協力してこの問題をできるだけ迅速かつ安全に対処していく」と述べている。(了)
出典元:The Guardian:Sinkhole appears in soccer field above Illinois mine: ‘Out of a movie’(6/27)