タイでゾウの牙に突かれ、スペイン人の観光客が死亡
タイの保護施設で、スペイン人の女性がゾウに襲われ、死亡する事件が起きた。
ゾウの体を洗っていたら、襲われる
亡くなった女性は、スペイン北部の都市パンプローナにあるナバラ大学に在籍していた、ブランカ・オジャングレ・ガルシアさん(22歳)だ。
彼女は先日、タイのヤオヤイ島にある施設「Koh Yaoエレファント・ケア&ハウス」を訪れ、ゾウの体を洗っていたという。
しかしその際、ゾウが突然、ガルシアさんに襲い掛かり、牙で突いたため、その後彼女の死亡が確認されたそうだ。
この施設では、ゾウと一緒に水浴びをしたり、体を洗ったりすることができ、それが人気のアクティビティになっているという。
スペイン外務省も事件を認める
スペインの地元紙「エル・ノルテ・デ・カスティーリャ」によれば、当時ガルシアさんはボーイフレンドと一緒におり、その男性も彼女がゾウの牙で突かれるのを目撃していたという。
スペイン外務省もこの事件を認めており、「スペイン人観光客の事故による悲劇的な死を確認できた。バンコクのスペイン領事館は被害者の親族と連絡を取り、この種の状況では通常通り、必要な領事支援をすべて提供している」と述べている。
昨年の7月には、婚約者と南アフリカのサファリ旅行中に写真を撮っていたスペイン人の男性が、ゾウに襲われて死亡している。(了)
出典元:METRO:Tourist dies after being gored while washing elephant at Thai sanctuary(1/4)