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カムチャッカ半島でM8.8の巨大地震、長時間揺れが続き、津波も発生

カムチャッカ半島でM8.8の巨大地震、長時間揺れが続き、津波も発生
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ロシア領のカムチャッカ半島で7月30日、巨大な地震が発生し、日本にも津波が押し寄せた。

 

現地で車が激しく揺れる動画

 

アメリカ地質調査所によると、地震はロシアのカムチャッカ半島東岸の約85マイル(約137km)沖合で発生し、震源の深さは約19kmだったという。

 

地震の規模はマグニチュード8.8とされ、現地では建物などがかなり激しく揺れたそうだ。

 

すでにSNSにもいくつか、現地付近の映像が投稿され、人々が建物の外へ逃げ、車などが長時間揺れる様子が映っていた。

 

 

また震源地の近くでも津波が発生し、波が海岸に押し寄せ、建物が水に浸かる様子が撮影されている。この津波で水産加工施設が被害を受けたと報じられている。

 

 

下の動画は千島列島北部のパラムシル島にある都市、セベロ=クリリスクの津波の様子。

 

アリューシャン列島にも津波警報

 

この地震により、アメリカのアラスカ州にあるアリューシャン列島には津波警報が発令され、ハワイとグアムも警戒態勢に入ったという。

 

日本でも、北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸地域に、津波警報が発令された。

 

当初、予想された津波の高さが3mと発表され、警戒が高まったが、30日の午前11時には、北海道東部の各地で30cmの津波が観測されたという。

 

しかしその後も、再び津波が押し寄せ、高さも増し、岩手県久慈港で1m30cmの津波が記録された。

 

津波注意報も、北海道から沖縄にかけての沿岸地域に発令され、メディアなどは現在も、海岸や川の河口付近から離れ、近づかないよう呼びかけている。(了)

 

出典元:ABC News:8.7 magnitude earthquake near Russia prompts tsunami alerts in Alaska, Hawaii(7/30)

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