「イエスの復活」を再現しようと、生き埋めにされたヒーラーが死亡【ザンビア】
アフリカで「イエスの復活」を再現しようとして、ある男性が命を落とした。
手を縛り、地中に埋める
その男性とは、ザンビア共和国の街、Chadizaで暮らしていたヒーラー(治療師)のJames Sakaraさん(22)だ。
Zion 教会のメンバーだったSakaraさんは、先日Luckson Phiri 牧師と2人の信者によって手を縛られ、生きたまま地中に埋められたという。
牧師たちは「イエスの復活」が再現できると信じていたようだが、3日後に掘り起こした時には、すでにSakaraさんは息を引き取っていた。
James Sakara, who is a member of Zion Church in the Zambian town of Chidiza, was to resurrect on the third day after being buried alive. https://t.co/WuHTB2U7Fg
— K24 TV (@K24Tv) August 23, 2021
3人は実際に起きたことだと認める
もっとも現時点では、Sakaraさん自身が生き埋めを希望したのか、牧師に説得されたのかはまだ明らかになっていない。
現地で取材をしたザンビアのテレビ「Diamond TV」によれば、埋葬に関わったPhiri 牧師と2人の信者は、実際にこの事件が起きたことを認めているという。
また彼らは浅い墓を掘り、Sakaraさんの手を縛って生き埋めにした様子を実演したそうだ。
埋葬した彼らは、その後通常の仕事に戻り、Sakaraさんの復活を待ったが、3日間たっても生き返らない。そのため掘ってみると、Sakaraさんが死んでいたという。
さらに牧師と信者はその後、Sakaraさんを復活させようと「霊的な試み」を行ったが、当然彼が生き返ることはなかった。
警察は、彼を生き埋めにした牧師とそのメンバー2人の捜索を開始。Sakaraさんの遺体は自宅に運ばれ、安らかに眠りについたという。彼には、妊娠中だった妻がいたと言われている。(了)
出典元:K24TV:Man dies completely, leaves pregnant wife in abject poverty after pastor buried him alive while hoping for resurrection(8/22)