ヘビに咬まれて死亡した兄、その葬儀で戻った弟もヘビに咬まれて死亡
インドで、2人の兄弟がヘビに咬まれて死亡するという、奇妙な事件が起きた。
兄の葬儀に出席するため村に戻る
警察によると、先日アービンド・ミシュラさん(38)が、ヘビに咬まれて死亡したという。
その後、弟のゴービンド・ミシュラさん(22)さんは、兄の葬儀に出席するためにインド・ビハール州のBhawanipur村に戻ってきたそうだ。
しかし8月4日、弟のゴービンドさんも寝ている間にヘビに咬まれ、命を落としてしまう。
また兄弟の親戚である22歳の男性、チャンドラシェカール・パンデーさんもヘビに咬まれ、病院に運ばれたが、依然として重体だと伝えられている。
弟と親戚は同じ家にいた
ゴービンドさんも親戚のチャンドラシェカールさんも、パンジャブ州の町、ルディアナからビハール州の村に来たという。
またゴービンドさんがヘビに咬まれた当時、チャンドラシェカールさんも同じ家にいたそうだ。
世界保健機関(WHO)によると、ヘビに咬まれたことによる死者は世界で「毎年8万1000~13万8000人」に上り、その半数近くがインドから報告されているという。
またWHOは、「被害者が医療機関以外に治療を求めたり、医療を受けられなかったりする」ために、ヘビに咬まれた事件の多くが報告されていないことにも言及している。
さらにWHOは、インドで「ヘビに咬まれた事件の約90%が、コモンクレイト、インドコブラ、ラッセルバイパー(クサリヘビ)、ソースケールバイパー(マムシ)に起因する」と述べている。(了)
出典元:INDEPENDENT:Man attending last rites of brother who died of snakebite also bitten by snake(8/6)