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豪の空港にマックマフィンなどを持ち込んだ乗客、25万円の罰金が科せられる

豪の空港にマックマフィンなどを持ち込んだ乗客、25万円の罰金が科せられる
Twitter/Josh Butler

先々週、マックマフィンなどをオーストラリアの空港へ持ち込んだとして、乗客に高額の罰金が科せられた。

 

探知犬が嗅ぎつけて発見

 

その乗客は、インドネシアのバリ島からオーストラリアのダーウィンへ飛行機で移動してきたという。

 

しかしその後、空港の検疫で、乗客がビーフソーセージ入りのマックマフィン2個と、ハムクロワッサンを隠し持っていたことが明らかになったそうだ。

 

マックマフィンなどは、新たに訓練された「ジンタ」という名のバイオセキュリティ探知犬によって嗅ぎつけられ、乗客には2664豪ドル(約25万円)の罰金が科せられたという。

 

食品の輸入に厳しい政策

 

実はオーストラリアは、口蹄疫を国内に持ち込ませないために、食品の輸入に厳しい政策をとっている。

 

この乗客は、肉製品を持っていることを公表しなかったため、高額な罰金を科されることになった。

 

オーストラリアの農業・漁業・森林大臣、マレー・ワット氏は、プレスリリースで次のように述べている。

 

「この乗客が食べる最も高価な(マクドナルドの)食事になるだろう。この罰金はバリへの航空券の2倍の値段だ。しかし、私はオーストラリアの厳しいバイオセキュリティ対策に背くことを選ぶ人々に同情しないし、最近の検知は(そのような)人々が捕まることを示している。バイオセキュリティは冗談ではなく、雇用、農場、食品を守り、経済を支えるものです。渡航を選択した乗客は、すべてのバイオセキュリティ対策に従うことで、オーストラリアへの入国条件を満たしていることを確認する必要があります」

 

このマックマフィンなどはその後、押収されたが、処分される前に口蹄疫の検査が行われる予定だという。(了)

 

出典元:ABC News:Passenger fined $1,846 for bringing McMuffins to Australia(8/3)

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