飼育されていたシマウマが飼い主の腕に噛みつき、ケガを負わす【アメリカ】
アメリカで、シマウマが飼い主の腕に噛みつき、ケガを負わす出来事が起きた。
「腕がシマウマに食いちぎられた」
この出来事が起きたのは3月12日、場所はオハイオ州の町、サークルビルにある民家の敷地内とされている。
当時、警察には男性から「腕(手)がシマウマに食いちぎられた」と通報があり、警察官が現場に到着したという。
警官は野原で倒れている男性を発見。しかし腕は負傷していたものの、まだくっついた状態だったそうだ。
怒ったシマウマが警官にも突進
警察官は、負傷した男性と怒ったシマウマの間にパトカーを駐車して、この動物が男性に近づくのを阻止しようとしたが、シマウマは運転席側のドアに突進してきたという。
また男性を救急車に運んだ時、シマウマが戻ってきたが、男性の家族は「シマウマが近づいてきたら、撃ってもいい」と述べていたとか。
公開された映像には、シマウマが保安官代理に向かって近づいた後、ショットガンが発射され、シマウマが死ぬ様子が映っていた。
シマウマの行動の原因はまだ不明だが、警察は、同じフィールドにいるメスのシマウマを守ろうとしたのかもしれないと述べている。
シマウマは、オハイオ州農務省によって野生動物や危険動物に分類されておらず、ペットとして飼うことが可能だという。(了)
出典元:BBC:A zebra in Ohio attacked a man and charged police before it was shot(3/14)