ロシア軍の「MIG-31」が炎を噴き出しながら、フィンランド国境付近に落下
ロシアの戦闘機が、フィンランドとの国境に近い湖付近に落下し、その映像が複数公開されている。
機体炎上後に、パイロットは脱出
タス通信は4月26日、ロシア軍の戦闘機「MIG-31」が炎上しながら、ロシア北西部のムルマンスク地方にある湖付近に墜落したと伝えた。
この「MIG-31」は訓練飛行中とされ、機体が墜落する前に、パイロットは脱出し、その後「生きている」ことが確認されたという。
しかし戦闘機が炎上した理由については、分かっていない。
ネットには、墜落する直前の機体を撮影したとされる動画が、いくつか公開されている。
russian MiG-31 fighter jet bursts into flames before crashing into lake. Murmansk Region#UkraineWarVideos#UkraineWarNews pic.twitter.com/oaGQuNJ8wf
— Paul Healey 🇺🇦🇨🇦 (@Paul_TheNewf) April 26, 2023
In Russia, a Russian MiG-31 fighter jet dived into a lake near the settlement of Monchehirsk, Murmansk region. pic.twitter.com/e3zvCaTuHE
— Misfit4Ukraine (@Misfit4Ukr68491) April 26, 2023
ノルウェーとフィンランドに隣接
目撃者によると、飛行機は離陸するときにすでに炎に包まれていたという。
また「MIG-31」は、ムルマンスクのイマンドラ湖付近にあるリジ・グバ村の近くに墜落したそうだ。
ムルマンスクは、ロシア領のコラ半島の北極圏に位置し、NATO加盟国であるノルウェーとフィンランドに隣接している。
またこの半島にはロシア軍基地があり、世界最大の核兵器が配備されているなど、軍事的に大きな存在感を示しているという。(了)
出典元:MailOnline:Russian military plane bursts into flames and crashes into a lake in region bordering Finland(4/26)