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マウイ島の山火事で、3000匹のペットが行方不明になっている可能性

マウイ島の山火事で、3000匹のペットが行方不明になっている可能性
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山火事が広がっているハワイ州のマウイ島では、多くの人が犠牲になったが、数えきれないほどの動物たちも被害に遭っているようだ。

 

煙を吸い込み苦しんでいる動物も

 

愛護団体の「マウイ・ヒューマン・ソサエティ」のケイティ・シャノンさんは、山火事で大きな被害を受けたラハイナから、3000匹のペットが行方不明になっていると推定している。

 

この愛護団体では、今までのところ52匹の負傷した動物を受け入れており、動物の中には煙を吸い込んで苦しんでいるものや、火傷を負っているものも含まれているという。

 

シャノンさんはABC Newsの取材に対し、次のように語っている。

 

「私たちは、ひどい火傷を負った動物も見てきました。私が見た猫は、ひどく火傷しているので、飼い主は自分の猫だと気づかないかもしれません。耳も顔も焼けています。信じられないほど、ひどい状態です」

 

飼い主とペットを再会させる試み

 

「マウイ・ヒューマン・ソサエティ」では最も被害の大きかった地域に食料や物資を送るだけでなく、飼い主とペットを再会させようとしているという。

 

例えば「ローマン」という名の犬は、火災の最中にペットシッターとはぐれ、数日間行方不明になったそうだ。

 

しかしその後、善良な人に発見され、「ヒューマン・ソサエティ」に連れて行かれて、マイクロチップのおかげで飼い主と再会したという。

 

シャノンさんは「すべてのペットと飼い主を再会させること、そしてこれらのペットが必要とする救命ケアを提供すること、それが私たちの目標です」と語っている。

 

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送電線の損傷が原因か?

 

今回の山火事の原因は、明らかにされていなかったが、どうやら送電線が原因である可能性が出てきた。

 

電力監視会社「Whisker Labs」のボブ・マーシャルCEOによれば、マウイ島で最初に報告された火災は、損傷した送電線が原因だった可能性があるという。

 

8月7日午後10時47分、マウイ鳥類保護センターの監視カメラが森の中で明るい閃光を捉えており、これは電線に木が倒れたことで起きた可能性があり、その後、停電になったとそうだ。

 

しかもその日の真夜中過ぎに、マウイ島で山火事の報告が上がってきたという。(了)

 

出典元:ABC News:Maui wildfires live updates: Only 1,300 households registered with FEMA(8/16)

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