カナダの母親、1才半の娘にコオロギばかり食べさせていることを公表
カナダのフードライターであり、一児の母でもあるTiffany Leighさんは、自身が「Insder」に書いたエッセーの中で、積極的に娘にコオロギを食べさせていることを明かした。
コオロギ食で食費が浮いた
カナダ·トロント在住のTiffanyさんは、アジアに旅行した際に初めて虫を食べた。例えばタランチュラの足や、串刺しにしたサソリなどを食べたそうだが、食べてみて「虫がうまく料理に取り入れられている」ことに感心したとのこと。
そして、1才半の娘が普通の食物を食べるようになった時、たんぱく質の補給源として、コオロギを食べさせることにした。
その結果、牛肉、鶏肉、豚肉といった値段の高い食材を買わずに済み、これまで週に250~300ドル(約3万3000円~約4万円)かかっていた食費が、週に150~200ドル(約2万円~約2万6000円)で済むようになったそうだ。(カナダもインフレが進み、食料品が高くなっているらしい)
「娘は好奇心旺盛で恐れを知らない年頃なので、メインの食材とは見なされない変わった食べ物を試すのに、ちょうどいい機会なのです」とTiffanyさんは言っている。
娘に最初に食べさせたのは、「クリケット·パフ(Cricket Puffs)」という、チートスに似たスナック菓子。これはEntomo Farmsというコオロギ食メーカーがオンラインで販売しているもので、コオロギ粉、そら豆、レンズ豆が原料になっている。娘はチートスとは微妙に違う食感に気づかず、「喜んでムシャムシャ食べた」そうだ。
丸ごとのコオロギは砕いてパンケーキに混ぜる
Tiffanyさんは次に、丸ごとのコオロギをローストしたもの(これもEntomo Farmsで売られている)を食べさせようとした。しかし娘はさすがに怖がり、一口齧りはしたが、残りを床に捨ててしまったという。
そこで、コオロギを砕いてパンケーキやマカロニチーズグラタンに混ぜたところ、うまく食べさせることができたとのこと。
娘がもっと大きくなったら、「アリやバッタ、イモムシなど、食べられる虫をもっと娘の食事に入れる」のが、Tiffanyさんの計画だ。(了)
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出典元:Etomo Farms