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ロシアがクレムリンへのドローン攻撃を非難、ウクライナ側は関与を否定

ロシアがクレムリンへのドローン攻撃を非難、ウクライナ側は関与を否定
Twitter/War Monitor

5月3日、ロシアの首都・モスクワの中心地にあるクレムリン(旧ロシア帝国の宮殿・政治の中心地)にドローンが衝突し、爆発した。

 

ゼレンスキー大統領は関与を否定

 

この攻撃では2機のドローンが使われたようだが、ロシア側は防空網により、無効化されたと述べた。

 

またロシア政府は、ドローンによる攻撃は計画的なテロ行為であり、プーチン大統領の命を狙ったものだとの見方を示した。

 

その上で、この攻撃はウクライナが行ったと非難。しかしウクライナのゼレンスキー大統領は、攻撃の関与を否定し、次のように述べた。

 

「我々はプーチンやモスクワを攻撃しているのではなく、我々の領土で戦っているのだ」

 

アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官も「ウクライナが5月3日の早朝に、プーチンを無人機攻撃で狙ったというロシアの報道を確認することはできない」と述べている。

 

この攻撃については、ロシア側の「偽旗作戦(自作自演)」との疑いも出ている。

 

ヘルソン州で市民16人が死亡

 

一方、ウクライナ南部のヘルソン州では5月3日、ロシア軍の攻撃により、16人の市民が死亡した。

 

ウクライナ検察庁によれば、そのうちの12人がヘルソン市の中心部で死亡したという。

 

またロシア南西部のクラスノダール州でも、重要な橋の近くにある燃料貯蔵施設が5月3日の未明に火災にあったそうだ。

 

この火災による死傷者は、まだ報告されていない。ロシア国営のタス通信は、ヴォルナの石油施設での火災は、ドローンの落下によるものだと報じている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Zelenskiy denies ordering Moscow drone strike on Putin – as it happened(5/3)

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