まだ8月なのに…夏のロシアで雪が観測され人々が困惑、ネットにも投稿が相次ぐ
ロシアでもこの夏、洪水や竜巻などが多く発生したとされているが、ここにきて東部ではついに降雪が観測された。
カレンダー上では8月なのに雪
雪が観測されたのは8月29日、場所はロシア東部の広い地域とされている。無論、ロシアといえどもこの時期はまだ夏。しかも通常ならその後に秋が訪れ、冬へと変わっていくという。
そのため人々は自らの地域に降った珍しい雪の風景を撮影。それらがネットに投稿され、多くのユーザーにシェアされている。
Tシャツ姿で写っている人も
ロシアのサハ共和国南部、ネリュングリという街に住むインスタグラム・ユーザーは、窓の外に広がる景色を撮影。ビルや車、木々に雪が降り積もっている様子を投稿し、「秋は途中で迷子になってしまった。そして冬がやってきた」とコメントしている。
下はまた別の投稿者。道路が雪で真っ白。
また同じくサハ共和国の首都、ヤクーツクに住む「alyonakhokhlova 」さん(ユーザー名)は、すでに冬の服装をして雪と触れあう自らの姿を投稿。
しかしそれより南のアルダンという街に住む「stasblag 」さんは、冬物の服を用意していなかったらしく、赤いTシャツ姿のまま。
さらにアムール地域のエキムチャンに住む「person_of_ice」さんは、雪景色の動画を紹介しながら、「これから雪の下にあるジャガイモの収穫をしていくだろう」とコメントした。
実はシベリアのノリリスク(Norilsk)でも、先日やっと雪が降り始めたばかりだという。インスタグラムに投稿された写真にも、道路に雪は積もっていない。
しかしその場所から、今回雪が積もった地域は南へ約2800kmも離れているという。(了)
出典元:The Moscow Times:Russian Weather is Finally Back to What it Does Best: Snow(8/29)