Switch news

知っておきたい世界のニュース

オスとメスの両方の器官を備えた「両性具有ワンコ」が、英で発見され話題に

オスとメスの両方の器官を備えた「両性具有ワンコ」が、英で発見され話題に
Vet Times

イギリスで暮らすワンコが、成長するに従い両性具有となっていたことが明らかになり、話題となっている。

メスとして生まれるもオスのような仕草

 

そのワンコとはスコットランドのグラスゴーで暮らす「Molly」。まだ生後18カ月のジャック・ラッセル・テリアで、生まれた時はメスだと考えられていたという。

 

しかし飼い主のFrank FinlayさんとMaryさん夫婦は、「Molly」が成長するに従いオスのように振る舞う姿を目撃。外でおしっこをする時も、足を上げる仕草をするようになったそうだ。

 

そこで2人はこの様子が正常ではないと考え、ワンコを動物病院へ連れて行くことに。

精巣と卵巣が同時にあった

 

その後、診察した獣医は非常に驚いたという。なぜなら「Molly」には睾丸と小さな突起物があり、さらに卵巣まで備えていたからだ。

 

その後、獣医は両性具有の犬に対し性転換(特定)を行うことを決断し、昨年の6月に手術を行ったという。

手術では未発達な男性器を除去

 

手術では未発達なペニスを取り除き、ノーマルなメスの性器に備わっている場所に尿道を通し、開くように形作ったとしている。

 

その結果手術は成功し、今では「Molly」はすっかり回復して、これまでにないほど元気に暮らしているそうだ。

 

獣医のRoss Allanさんは取材に対し「獣医としての15年間の経験においても、このようなケースは見たことがありません。またこれからも経験することはないかもしれません」と語っている。

 

実際スコットランドでは、このような両性具有の手術が過去10年間で2度しか行われていないという。(了)

 

 

出展元:METRO:Dog has sex change after owners notice her lifting leg to pee(4/25)

出展元:vet times:Terrier undergoes gender reassignment surgery(4/25)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top