ロシア南部で12本の水上竜巻が同時発生、空に立ち昇る黒い水柱が恐ろしい
先週の初めに、ロシアで複数の水上竜巻が発生し、その様子が写真などに捉えられた。
1つのエリアで同時に12本の竜巻
目撃されたのは8月29日、場所はオリンピックも開催されたソチの沿岸とされている。そのエリアではなんと12本の竜巻が、黒い渦を巻き空へ伸びている姿が確認されたという。
それらは「水上竜巻(海上竜巻)」とも呼ばれ、主に湿気の多いエリアで発生することが多いそうだ。
地元の緊急サービスは非常に荒れた天候になっているとし、嵐のような強い風が吹き、雹なども降る可能性があるという警告を発していたとか。下は動画となる。
ソチ国際空港へ向かう飛行機の動画も
またこの時、旅客機が水上竜巻の付近を飛行する様子を捉えた動画もある。
動画では旅客機は特に問題なく飛行を続け、そのままソチ国際空港へ向かっていくが、その背後には大きな黒い水上竜巻の姿がはっきりと写っていた。
この時、約9機が付近を飛行していたとされ、それぞれ当局から水上竜巻が形成されているから注意をするようにと警告を受けていたとか。
地元当局の広報官によれば水上竜巻は通常の竜巻と同じ原理で、海上にあるものを吸い上げながら渦を巻くが、その威力はそれほど強くはないという。
ただそれでも危険であることに変わりはなく、もし地上に接近した場合、頑丈な建物や窪みなど、身を隠せる場所へ逃げ込むよう人々に促している。(了)
https://youtu.be/0z7iv3VTahQ
出典元:BBC:Facebook(9/1)
出典元:METRO:Terrifying footage shows plane dodge twisters as it comes to land(8/31)