人間の指にとまる野生のアオガラ、珍しい瞬間を捉えた動画が話題に
野生の鳥は滅多に人間の指にとまらないものだが、イギリスではその様子を捉えた男性の動画が公開されている。
野生の「アオガラ」が指にとまる
その男性とはDerbyshireに住む、匿名の写真家であるVillager Jimさん。
彼は自分の庭で、野生のアオガラ(シジュウカラ科)が指にとまり、エサをくわえて飛び立っていく場面を、これまで何度も撮影してきたという。
その動画を自身のフェイスブックに投稿した結果、これまで数千回も再生され、注目を集めているそうだ。その動画がこちら。(動画の後半には、見やすいスローモーション映像もある)
Deidre My Very Special Little Friend
Deidre really is a one in a million little bird in my garden who for 3 years now has fed her young with the help of the odd breakfast from my little tin of mealworns. This video was taken this morning, can I beg you to watch the slow mo clips near the end of the video, makes you truly realise the beauty of nature – hope you enjoy , please pass around your family and friends if you can to help me with new followers thank you so very much, we have a huge target to reach a quarter of a million followers by christmas so its a huge help for me thank you 🙂 Now sit back and please enjoy!
Villager Jimさんの投稿 2018年6月11日月曜日
3カ月間エサを与え続けた
Jimさんはこの鳥を「Deidre」と名づけているようだが、彼によればこのアオガラは野生の鳥で、3カ月間かけてエサを与え続けることにより、こうして指にとまるようになったという。
また「Deidre」は3歳になるとみられ、Jimさんがエサの入った缶を持っていくと、4羽のヒナに与えるためワームをくわえて巣に戻り、再び戻ってくるなど何度か往復するそうだ。
しかし訓練すれば、どんなアオガラもこうなるわけではないらしい。
むしろ「Deidre」は特別で、数百万羽のうちの1羽に相当するほど珍しく、Jimさんにとっては大切な友人になっているとか。Jimさんは次のように語っている。
「彼女(鳥)が僕とこのような信頼関係を築いて、指にとまってくれるのは素晴らしいことです。(略)彼らが本当に良い写真の被写体になってくれて、僕はとてもラッキーです。彼らはしばしばカメラの上にもとまるんですよ」
現在、「Deidre」は子供にエサの取り方を教えているため、Jimさんはそのことを考え、朝だけ少しのエサを与えるようにしているという。
このような思いやりを持っているからこそ、「Deidre」もJimさんになついたのかもしれない。(了)
出典元:MailOnline:Charming the birds from the trees! Blue tit lands on man’s hand in amazing footage(6/13)