感電死したと思われたリス、男性の心臓マッサージで奇跡的に息を吹き返す
電線に触れて死んだと思われたリスが、根気強い心臓マッサージのおかげで蘇るという、信じられない映像が公開されている。
電線の上を移動中に感電死か
その動画が撮影されたのは、南米コロンビアの海岸沿いの街、Cartagenaだという。
赤いリスは電線の上を移動中に感電し、すでに心臓も停止。死んだと思われていたそうだ。
動画でもリスがバイクのシートの上で仰向けに横たわり、全く動いていない。
しかし周りにいた1人の男性がリスの胸を優しく押し、心臓マッサージを続けていた。
心臓が動き始め、呼吸を開始
男性はマッサージを続けながらも、時折リスの口を開けて、中に空気を送り込もうとする。しかし、やはり大きな変化はない。
周りにも、リスは死んでいるから無駄ではないか、という空気が流れる。
それでも男性は根気強く、胸を優しく押し続けた。
すると再びリスの心臓が動き始める。そして呼吸が再開されたらしく、お腹のあたりが上下し始めた。
その後もリスは同じ仰向けのままだったが、しばらくすると起き上がり、バイクのシートから降りていく。
ただ少し容体が安定しないのか、途中で何度か動きが止まるも、撮影者によればやがて無事に巣へ帰っていったという。
この動画は4月4日に、YouTubeに投稿されたが、これまでに13万回以上も再生されている。
他の動物も息を吹き返す動画
また心臓マッサージをして、生き返る動物の動画を探してみたところ、いくつか見つかった。
こちらも同じくリスを救助する場面。動画に映っている男性は、Mouth to Mouth(人工呼吸)を行っている。
また下は珍しいトカゲを救助する様子。トカゲも心臓マッサージで回復し、やがて意識を取り戻した。
心臓が止まった動物たちが息を吹き返すとは、これらは救急措置がいかに有効で重要かを示す動画といえるかもしれない。(了)
出典元:MailOnline:It’s alive! Incredible moment a red squirrel is brought back to life with CPR after accidentally electrocuting itself on a power line(4/5)