「ハーベスト・スーパームーン」が、米各地の夜空を照らす【動画】

今年最初のスーパームーンが10月7日、夜空に浮かび、アメリカの各地でも、美しい様子が撮影された。
2025年最初のスーパームーン
「ハーベスト・ムーン」と呼ばれる満月は、ニューヨーク市では午後6時30分過ぎに東の地平から昇りはじめ、午後11時48分にピークを迎えたという。
The Harvest Supermoon rises behind the Statue of Liberty and the skyline of Brooklyn as the sun sets in New York City, Monday evening #newyorkcity #nyc #newyork #sunset #supermoon #HarvestMoon #harvestsupermoon #fullmoon pic.twitter.com/kELkHJU4ZA
— Gary Hershorn (@GaryHershorn) October 7, 2025
この満月は2025年の最初のスーパームーンとも言われ、普段よりも明るく輝きながら、町を照らしたそうだ。
SNSには、「ハーベスト・ムーン」がアメリカの各地で昇りはじめ、沈むまでの早送り映像なども投稿されている。
Timelapse imagery captured the nearly full moon, a forerunner to the Harvest Supermoon, rising and setting over U.S. cities. pic.twitter.com/ap29WPvILH
— ABC News (@ABC) October 7, 2025
最大で14%も大きく、最大30%も明るい
NASAによると、月の軌道はわずかに楕円形であるため、地球からの距離は絶えず変化しているという。
そしてスーパームーンは、月が地球に最も接近する地点に到達した時に起き、この地点を近地点と呼ぶそうだ。
近地点付近の満月は、通常よりも最大で14%も大きく、最大30%も明るくなるが、肉眼ではその違いを見分けることは難しいと言われている。
10月には2つの流星群も現れる
またFoxWeatherによると、10月には「りゅう座流星群(Draconid meteor shower)」も見られ、10月8日頃にピークを迎えるが、多くの流星は月光の影響で、見えにくい可能性があるという。
日本では「りゅう座流星群」の活動が9日の午前4時ごろに極大になると予測されており、放射点の高度を考慮すると、8日深夜が見やすい時間帯となるそうだ。
また10月21日には「オリオン座流星群」が極大となり、前後数日間は観測でき、22時頃から夜明け前までが観測のチャンスと言われている。(了)
出典元:FOX5:Harvest Supermoon to rise in the New York sky tonight: How to watch(10/6)