かわいい表情がいっぱい!2018年のベスト・ドッグ・フォトが発表される
犬たちの日常や愛らしい瞬間などを捉えた2018年の「ベスト・ドッグ・フォト」が発表され、話題を集めている。
毎年10のカテゴリーで写真を選出
ベスト・ドッグ・フォトを発表したのは、イギリスに本部を置く「The Kennel Club」。
「The Kennel Club」は犬の品種認定やドッグショーなどを行う団体としては世界最古とされ、毎年犬の写真を公募し、その中から10のカテゴリーにおいて、優秀賞を選出・発表している。
優秀作品をご紹介!
それでは早速選出された写真の中でも、特に優れていると思われる作品を筆者の独断と偏見でご紹介しよう。
まず最初にご紹介するのは、『遊ぶ犬』のカテゴリーに選出されたこちらの写真だ。
夕暮れ時の砂浜で、まるで子犬に戻ったかのようにシャボン玉と戯れるポメラニアンの姿が非常に愛らしく、思わず微笑みがこぼれてしまう。
次に紹介するのは、やはりこちらも『遊ぶ犬』のカテゴリーに選出されたもの。
雪が積もる草原の中、3匹の兄弟犬が一緒にフリスビーをくわえて走る仲の良さそうな姿がなんとも愛らしい。
お次は少々趣向が変わり、『人間の親友』のカテゴリーからの一枚だ。
遊び疲れた後のゴールデンレトリバーが人の肩に寄りかかりうたた寝する姿は、なんだかまるで人間のようで微笑ましい。
こちらは『犬のポートレイト』と題されたものからの一枚。
英国グラスゴーに訪れた冬の嵐に、窓越しから真剣な眼差しを送る犬の姿が美しい。
さらに『介助犬と犬の慈善行為』のカテゴリーから。
こちらの犬Deltaは怪我や精神病などにより、介助が必要となってしまった人を助けるために特別に訓練されており、そのような犬としてはニュージーランド初だという。
彼女と共に働く被写体の男性の姿は、“相棒”といった様相だ。
こちらは『年老いた犬』のカテゴリーからの一枚だ。
早朝の森の中で撮られたこの写真では、年老いた犬が左方向にいる飼い主を見つめているのだという。
さらにこちらは『私が犬好きの理由は…』と題されたものから。
“かくれんぼ”と題されたこちらの写真では、そのタイトルの通り隠れてこちらの様子を伺っているかのような犬の姿が捉えられており、なんとも愛らしい。
ちなみにこちらのカテゴリーでは、撮影者の年齢は12歳から17歳の未成年者に限られているとのことだ。
次にご紹介するこちらの写真も『私が犬好きの理由は…』からの一枚だ。
春の午後に撮影されたというこちらの写真では、横一列にくっついて並んだ兄弟犬たちが揃って撮影者の方を向いており、彼らの仲の良さを窺わせる。
そして最後にご紹介するのは、救出された捨て犬との絆を映す写真が選出されたカテゴリー、『救出された犬』からの一枚だ。
この被写体となった犬は、ごみ箱に捨てられていたところを現在の飼い主によってもう一匹の犬と共に拾われたそうだ。
しかしそんな悲しい過去を持つ彼らも、今では常に飼い主家族と共に過ごし、旅行の時ですら一緒だという。
今回選出された全ての写真は、こちらのThe Kennel Clubのページより閲覧することが可能だ。
来年のベスト・ドッグ・フォトは2019年2月よりエントリー開始とのこと。
愛犬の写真を多くの人に見てもらいたい、という人は来年のコンテストに応募されてみてはいかがだろうか。(了)
出典:The Guardian:Dog Photographer of the Year 2018 – in pictures(7/18)
出典:The Kennel Club:Dog Photographer of the Year 2018