アルゼンチンの女性が路上で保護したネコ、と思ったらピューマの仲間だった
アルゼンチンで10代の女性が猫だと思い保護した動物が、実はピューマの仲間だったことが明らかとなった。
そばにいた母親は死亡、2匹を保護
保護した女性、Florencia Loboさん(18)によれば、アルゼンチン北西部の街、トゥクマンで兄弟とともに釣りをしていた時に、路上で猫とみられる2匹の子供を見つけたという。
その子供らは生後1週間ほど。そばにいた母親はすでに死んでおり、より大きな動物に襲われたらしく、腰の一部がなくなっていたそうだ。
Florenciaさんは、お腹をすかした2匹を家に連れて帰り、「Dani」と「Tito」と名付けた。
そして1週間ほど世話をしていたが、「Dani」の方は立つことができず、その後まもなく死んでしまう。
足のケガで動物病院へ連れていく
しかし「Tito」の方はすくすくと成長。とても遊び好きで、素早く走ったり、テーブルの上にのってジャンプしたりすることを好んでいたという。
そしてある日、「Tito」は足をケガしてしまい、Florenciaさんが動物病院へ連れていくことに。
すると獣医から「Tito」は普通のネコとは違う種類だと知らされる。
結局、「Tito」は「ジャガランディ」というネコ科の動物で、アルゼンチンに多く生息しているピューマの仲間だったことが判明。成長すると長くスレンダーな体になり、体重は9kgにもなるという。
このためFlorenciaさんはやむなく「Tito」を野生に返すために、保護団体の「Argentine Animal Rescue Foundation」へ預けることにしたそうだ。
しかしFlorenciaさんは「Tito」がいなくなって寂しがっており、またすでに飼い慣らされているため、「Tito」が野生に戻されても自力で生きていけるか、心配しているという。(了)
※このニュースはすでにYahooでも取り上げられており、そこには可愛らしい動画もあるため、是非ご覧いただきたい。
出典元:Mirror:Teen shocked to find her adopted stray cat is actually a puma(11/26)