イルカも興奮!休園中の水族館を散歩するナマケモノの姿に癒される
新型コロナウイルスは、私たちから動物園や水族館といった癒しの空間を奪った。しかし、動物園や水族館の住民たちはこの時間を楽しんでいるようだ。
水族館で暮らすナマケモノ
テキサス州立水族館は新型コロナウイルスの影響で、4月30日まで休園している水族館だ。Chicoは、そのジャングルエリアで暮らしているフタユビナマケモノ。この水族館のアイドル的な存在なのだという。
ジャングルエリアには他に、フラミンゴやコウモリなどが暮らしている。
そんなChicoは、この休園期間を利用して普段なら会うはずがない動物たちの元へと出向いた。
メキシコ湾にナマケモノが現れた?
普段なら、他のエリアに遊びに行こうとしても人に囲まれてそれどころではなくなってしまう。しかし、休園中ならのんびりと探検が可能だ。
木にぶらさがるいつもの格好で、飼育員さんとともにお散歩に行った様子がこちらだ。
出向いたのはメキシコ湾ゾーン。普段なら出会わないワニやサメ、お魚、クラゲとの遭遇を楽しんだ。
イルカたちは、初めて見るナマケモノに興味津々だ。
ナマケモノが見ている世界が気になったのか、同じ格好になってみるイルカもいた。水槽に使われているアクリル製のガラスは、来場者がイルカを見やすいだけではなく、イルカも来場者を見やすいのだという。
この投稿には「なんてかわいいんだ」「心が解けた」「笑い続けていよう…」など、自粛生活を送るファンたちからのコメントが寄せられている。
他にもこんな光景が
人のいなくなった水族館でも、飼育員たちは動物たちの健康を守るためにケアを続けている。休園中には、他にもこんな日々が過ごされている。
▼フラミンゴたちがカリブ海ゾーンを見学に
同じくジャングルゾーンで暮らしているフラミンゴたち。Chicoとは違って、とっても騒がしい一行だが、彼らも普段とは違う光景を楽しんだようだ。
▼お気に入りの人間とイチャイチャ
3歳児ほどの知能があるというタコのLiloは、お気に入りの人間(飼育員さん)との時間を楽しんでいる。
▼アメリカカラスのGabbyは新しいゲームを覚えた
▼保護活動も継続中
テキサス州立水族館では、野生動物を守る活動にも力を入れている。休園期間中にも、保護されていたタカが自然に帰っていった。
いつもとは違う状況の中で、生き物たちの健康を守ろうと努力している飼育員たち。新型コロナウイルスが収束し、日常が戻ってくるのが待ち遠しい限りだ。(了)