溺れかけたリス、人間の差し出す棒にしっかり捕まり救助される
アメリカで、水路に落ちて溺れかけていたリスが、人間によって救助され、その様子が撮影された。
ヘビを撮影していたら水音が
その動画が撮影された場所は、コロラド州の街、Morrisonを流れる水路(もしくは川)とされている。
撮影した写真家の女性・Christina Ardolinoさんによれば、当時は岸から3、4mほど離れた場所でガラガラヘビを撮影していたという。
すると付近から何かが飛び跳ねるような音が聞こえてきたとか。
Ardolinoさんが水路を覗くと、野生のリスが溺れそうになり、水路の壁の脇で、必死になって水から抜け出そうとしていたそうだ。
状況を理解、一脚に捕まる
このためArdolinoさんは、カメラに使う一脚を用意。それをそっとリスに向かって差し出した。
すると賢いリスはその状況を理解したのか、一脚を掴んだそうだ。
そしてArdolinoさんがゆっくり持ち上げ、その後リスを乾いた地面に下ろすことに成功した。
しばらく動こうとはしなかった
救助されてからも、リスは力を使い果たしたのか、それともショックを受けたのか、しばらくその場から動こうとはしなかったという。
このためArdolinoさんはリスの身体にタオルを掛け、濡れた体を拭いてやり、リスが動き出すまで15分間もその場で待ち続けたそうだ。
その後、リスは回復したらしく、草むらの中へ走り去っていったという。(了)
出典元:Yahoo News:Trapped Squirrel Grabs Photography Equipment to Get Hoisted to Safety(9/29)