道端で飼い主に捨てられるハスキー、去っていく車を追いかける姿が切ない
アメリカで、飼い主からハスキー犬が捨てられる動画が撮影され、注目を集めている。
犬を道路脇に残し走り去る
その動画が撮影された場所は、テキサス州のエルパソ郡にある、Horizon Cityとされている。
動画には、道路脇で飼い主が、ハスキー犬のリードを外す様子が映っていた。
しかしその後、飼い主の男は犬を道路脇に残し、そのまま車に乗り込み、出発した。
捨てられたハスキーは、飼い主の車を追いかけ、延々と走り続けた。動画はそこで終わっている。
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「どうしてこんなことができるのか…」
その後、この動画を撮影した女性が、エルパソの保安官事務所に連絡。ハスキー犬は警察に保護され、さらにレスキューセンターへ運ばれたという。
エルパソで6年間もペットたちを救出してきたというRonald Comeauさんは、この動画について、次のように語っている。
「私には車に乗っている人たちが、後から追いかけてくる犬をバックミラーで、どのように見ていたのか、またどう思って走り去っていったのか、わかりません。また人間として、このようなことがどうしてできるのか、わかりません。このようなケースは、今まで一度も見たことはありません」
この動画は投稿されてから注目を集め、多くの人々が捨てられた犬を哀れみ、飼い主の行為に対して、怒りのコメントを寄せたという。
しかしその後、このハスキー犬には新しい飼い主が見つかり、「Nanook」という名前もつけられたそうだ。
またエルパソの保安官事務所も声明を発表。声なき動物への犯罪として、飼い主の男たちに関する情報提供を人々に呼びかけたという。(了)
出典元:KFOX14:Husky abandoned on side of road in Horizon City adopted by new family(7/22)