アラスカ上空に不気味な雲が出現、SNS上でさまざまな説が浮上
アメリカのアラスカ州で奇妙な雲が撮影され、陰謀論などがSNS上で囁かれたという。
垂直に伸びていくような雲
その雲が目撃されたのは4月8日、場所はアラスカ州にあるレイジーマウンテン付近とされている。
その雲は山に対し垂直に立っているように見え、なんとも不思議な模様をしていたという。
写真はその後、SNSにも投稿され、人々が「隕石」や「ロシアのミサイル」「飛行機事故」「UFO」など、さまざまな説を唱え始めたそうだ。
民間ジェット機の飛行を確認
アラスカ州警察は、レイジーマウンテンでの墜落の可能性を考慮して、山を捜索。しかし救助隊は、何も疑わしいものを見つけなかったと報告している。
その後、この雲が撮影された時間帯に、大型の民間ジェット機がその地域を飛行していたことが判明。
アラスカ州警察はフェイスブックにおいて「その飛行機はニューヨークのJFK空港に向かう途中であり、通常の飛行を報告している」と投稿した。
またアラスカ州警察は「商業ジェット機からの飛行機雲と、昇る太陽が一緒になって、ユニークな大気圏の光景を引き起こしたと考えている」との見解を示した。
このような雲がどうしてできるのか、下の動画が参考になるかもしれない。(了)
出典元:NYPost:Strange cloud formations over Alaska spark wild conspiracy theories(4/9)