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ロシアがアフガンのタリバンに武器供与か:米軍関係者

ロシアがアフガンのタリバンに武器供与か:米軍関係者
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21日、アフガニスタン軍の基地がタリバンに襲撃され、最大で130人の兵士が殺害されたが、そんな中ロシアがタリバンに武器供与を行っているという疑惑が浮上している。

米軍高官が主張、司令官は否定せず

 

中東の衛星テレビ局アルジャジーラによれば、アメリカ軍高官は月曜日にアフガニスタンの首都カブールにおいて、ロシアが武装グループに対しマシンガンや中型の銃火器を与えていると語ったという。

 

また高官はタリバンが南部のヘルマンド州やカンダハル、Uruzganなどの街において、それらの武器を使用していると伝えたそうだ。

 

そしてアフガニスタンの米軍司令官John Nicholson将軍は、武器供与について詳細を明らかにしなかったものの、モスクワの関与を「否定(訂正)」しなかったとされている。

国防長官は今後の動向を懸念

 

さらにアフガニスタンを訪れたジェームズ・マティス国防長官は声明で「私たちはロシアと外交的に連携している。しかし国際法に反し他国の主権を否定するロシアとは、正面から向き合う必要が今後あるだろう」とコメント。

 

また「外国からここへ送り込まれるどのような武器でも、国際法に違反している可能性がある」と語っている。

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ロシア側は支援について否定

 

しかしロシアはタリバンを支援していることを否定。

 

声明においても「安全を確保するため、またはアフガニスタン政府と和解させるためにも、タリバンとの接触は限定的だ」とコメントしたという。

 

その一方でロシアは、協力的であると認められるタリバンのリーダーらへの、国際的な制裁を緩和するよう働きかけているとも言われてきた。

政府軍を支援する機会が増えている米軍

 

アメリカは2001年10月からアフガニスタンに約9800人の部隊を投入し続け、タリバン政権を倒し、その後2014年にはミッションを終えている。

 

しかし戦場ではアフガニスタン軍とタリバンとの戦いが続いており、米軍が政府軍を支援する機会が増えているという。(了)

 

 

出展元:Aljazeera:US officials in Afghanistan suggest Russia arms Taliban(4/25)

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