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イスラエル軍がレバノンへの攻撃を継続、停戦要請に応じず

イスラエル軍がレバノンへの攻撃を継続、停戦要請に応じず
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アメリカとイランとの停戦協議が迫る中、イスラエル軍はレバノンを攻撃し続けている。

 

イスラエル軍がレバノン南部を攻撃

 

レバノンのジョセフ・アウン大統領は4月10日、イスラエル軍が南部のNabatieh市にある政府庁舎を攻撃し、国家治安部隊員13人が死亡したと発表した。

 

レバノンの国営メディアも10日、南部の町、Sohmorでイスラエル軍の空爆により、2人が死亡したと明らかにした。

 

レバノンの保健省は10日、4月8日のイスラエル軍による大規模な攻撃による死者数が、357人になったと発表。しかもまだ多くの遺体が発見されており、今後も死者が増える可能性を示唆した。

 

またレバノンの保健省によれば、3月2日にイスラエルが攻撃を開始して以来、レバノンでの死者数は1953人を超え、負傷者数は6303人になったという。下の動画は、Nabatieh市への攻撃の様子。

 

「イスラエル国防軍は戦争状態にある」

 

イスラエル国防軍(IDF)のザミル参謀総長も10日、レバノン南部を視察し、次のように述べた。

 

「イスラエル国防軍は戦争状態にあり、(ヒズボラとは)停戦協定は締結されていない。我々はこの地域で戦闘を継続しており、ここが我々の主要な戦闘地域だ。イランでは停戦協定が締結されているが、我々はいつでも、そして非常に強力な形で戦闘を再開できる」

 

一方、イランの支援を受ける「ヒズボラ」も4月10日、イスラエル軍による8日の大規模な攻撃への報復として、イスラエル海軍の基地を攻撃したとし、次のように述べた。

 

「敵が停戦協定を破り、ベイルートへの攻撃を繰り返したこと、そして抵抗勢力(ヒズボラ)が停戦協定を遵守する一方で敵が遵守しなかったことへの報復として、イスラム抵抗勢力の戦闘員はアシュドッド港の海軍基地をミサイルで攻撃した」

 

レバノンを停戦協定に含めるよう要求

 

イスラエル軍による4月8日のレバノンへの大規模攻撃は世界各国から非難されており、イギリスを含む多くの国の指導者は、レバノンを米・イラン停戦協定に含めるよう求めている。

 

またイラン議会のガリバフ議長も4月10日、パキスタンでの交渉前に、レバノンでの停戦と、イランの凍結資産の解除がされなければならないと主張した。

 

ガリバフ議長は、これらの措置はアメリカとの間で交わされた約束の一部であるとし、これらの約束が履行されるまで、パキスタンでの協議を開始すべきではないと述べた。

 

アメリカのトランプ大統領は9日、イスラエルのネタニヤフ首相に対し、レバノンでの戦闘を「控える」よう要請したが、停戦については明確に要求していない。

 

イランとの交渉を率いるアメリカのJ・D・バンス副大統領は10日の朝、パキスタンでの協議に向かうため、飛行機に搭乗したという。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Trump warns of fresh strikes on Iran if talks fail as Vance heads to Pakistan(4/10)

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