ブレグジットのニュースで、国民の気持ちを感情豊かに表した手話通訳者がユニーク
イギリスBBCのニュース番組で、ブレグジットを伝える通訳者の手話がユニークだとして注目を集めている。
感情豊かに手話をする通訳者
その通訳者に注目したのは演劇を学ぶ学生のEll Potterさん。
彼女はブレグジットの混乱を伝えるBBCのニュースを視聴し、画面の右側で手話通訳している女性に注目。
大きな身振りで、感情豊かに伝えているとしてテレビ画面を撮影。その後、動画をツイッターに投稿した。
The sign language interpreter doing the Brexit Agreement on BBC News is perfectly conveying the perplexing fuckery of this situation #Brexit #BrexitChaos pic.twitter.com/bA66SYMXqN
— Ell Potter (@Pottell) November 15, 2018
通訳者を賞賛するコメント多数
イギリスがEUから離脱するブレグジットは、現在交渉が大詰めを迎えており、メイ首相はEUとの合意案を、内閣が承認したと発表。
しかし提出された合意案は不十分で、国民との公約をまもれないとして、ドミニク・ラーブEU離脱担当相は辞任した。また多くの国民も「中身のない合意案」だとし、何のためにEUから離脱するのか、と離脱派や離脱反対派双方も不満をあらわにしているという。
そしてこのニュースを伝えた女性の手話通訳者が、混乱する政府へのイギリス国民の気持ちを代弁していたとして、Potterさんのツイートにも好意的なメッセージが寄せられた。
ある人物は「私はこの手話が好き!今まで一度も手話を学んだことはないけど、彼女が伝えようとしていることを正確に理解できる」とコメント。
またある人物も「僕も気に入った。これからもずっと政治を通訳するのに、彼女が必要だ」と賞賛した。
Potterさんのツイートは3万9000件もリツイートされているが、好意的なコメントを受けて彼女も「今日のような先の見えない、混乱した日に皆を笑わせることができて、とても嬉しく思っています」と語っている。(了)
出典元:METRO:Sign language interpreter perfectly captures how we feel about Brexit(11/15)