プーチン大統領が過去の記者会見で、2人の娘について語った内容とは?
今回、アメリカ政府は、ロシアのプーチン大統領の娘たちに制裁を科すことを発表した。その娘とはどんな人物なのか?
写真も「公式」には発表されていない
実はプーチン大統領の娘たちの身元は、ロシア政府によって確認されたことはなく、成人した彼女たちの写真も「公式」に発表されたことはない。
またプーチンがもうけた子供の数でさえ、明らかになっておらず、絶えず憶測にさらされてきた。
ただし公式には、プーチン大統領は2013年に、元アエロフロートのスチュワーデス、リュドミラ・プチナさんと離婚しており、2人の間にはマリアとカテリーナの2人の娘がいると言われている。
2015年の記者会見で語った内容とは?
プーチン大統領自身もこれまで自分の娘たちのことを、ほとんど明らかにしてこなかった。しかし2015年には記者会見で質問に答え、「娘たちは国外にはいない」とし、次のように述べたという。
「彼女らはロシアに住んでいます。彼女らが、ロシア以外の場所で教育を受けたことはありません。私は彼女らを誇りに思っています。彼女らは勉強を続け、働いています。娘たちはヨーロッパの3つの言語を流暢に話します。ただ私は自分の家族のことを誰にも話しません」
またプーチン大統領は娘たちについて「彼女たちは決して、スターの子供たちではありませんでした。スポットライトを浴びて喜んだこともない。ただ、自分たちの人生を生きているのです」と答えている。
さらに2015年当時、プーチン大統領は「娘たちはキャリアの第一歩を踏み出したところ」であり、「ビジネスや政治には関与していない」と述べたという。
ただしそれ以降、プーチン大統領の娘たちが、事業を立ち上げたと報じられている。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Russia’s retreat from Kyiv ‘largely complete’, say western officials; people in east told to flee – live(4/6)