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ポンペイの遺跡で、ちょっとエッチなフレスコ画を発見

ポンペイの遺跡で、ちょっとエッチなフレスコ画を発見
X_Pompeii Sites

イタリアにある古代ローマの都市、ポンペイの遺跡から、小さな家とエロティックなフレスコ画などが発見された。

 

精霊と神との性的な出会いを描いた絵

 

ポンペイ考古学公園によれば、その小さな家は「パイドラの家」と呼ばれ、当時の他の家とは異なり、プールのある中庭の周りに建てられていなかったという。

 

また家の中には、精巧な装飾が施され、色鮮やかな壁画には官能的な絵が描かれていたそうだ。

 

例えば、ベッドの上での精霊「サテュロス」と豊穣神「ニンフ」の性的出会いを描いたものや、「パイドラ」とその義理の息子「ヒッポリュトス」の絵も含まれていたという。

 

また別のフレスコ画には、ギリシャ神話の女神「ヴィーナス」と「アドニス」と思われる姿が描かれていたそうだ。

 

官能的な芸術に興味を持っていた

 

ポンペイ考古学公園によれば、この家の装飾のレベルは高く、またフレスコ画も豪華な家にある絵に匹敵するという。

 

またこの家は、紀元後1世紀の建築様式の変遷を明らかにしているだけでなく、ポンペイの住民が官能的な芸術に興味を持っていたことの更なる証拠でもあるそうだ。

 

ポンペイでは他にも、巨大な男根を表したフレスコ画や、同性愛的な場面を描いた絵も発見されている。

 

そもそもポンペイでは、性的な描写がさまざまな階層の家々や、公共スペースに飾られていたが、当時それらはスキャンダラスで、恥ずかしいものとは見なされていなかったという。(了)

 

出典元:The Guardian:Tiny house with erotic frescoes uncovered in Pompeii(10/25)

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