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【なぜ?】ボストン市でリンカーン像の撤去を検討、請願書に8000人が署名

【なぜ?】ボストン市でリンカーン像の撤去を検討、請願書に8000人が署名
Twitter/Only In Boston

アメリカのある街が、エイブラハム・リンカーン元大統領の像の撤去を検討しており、その決断に注目が集まっている。

 

黒人を解放する場面を描いた像

 

リンカーン元大統領の像の撤去を検討しているのは、マサチューセッツ州の街、ボストン市だ。

 

この町の「Park Square」にあるリンカーン像は、ワシントンD.C.に飾られていた「解放記念碑」のレプリカとされ、リンカーン大統領が奴隷解放宣言を読み上げ、跪く黒人の手首に架せられた鎖を壊そうする様子が描かれている。

 

そもそもリンカーン元大統領は、南北戦争中に南部連合が支配する地域に対して、奴隷を解放するよう命じ、宣言を行った人物だ。つまりこの像は、黒人を解放しようとする瞬間が表されていた。

 

「服従を意味している」

 

しかし反黒人差別の運動が高まりを見せている現在、ボストン市にはこの像の撤去を求める請願書が提出されたという。

 

その請願を開始したのはTory Bullockさん。彼はその理由として、次のように述べている。

 

「私たち(黒人)が、誰か他の人物の下に置かれている状況を表しているからだ。その像は解放を表しているように思えるが、しかし私にとって、それは服従を表している」

 

この請願はネットで行われ、15日の時点で8000人以上の署名が集まったそうだ。またそれを受け、ボストン市Marty Walsh市長も撤去に賛成しており、新しい像を設置すべきかどうか、市民に話し合ってもらいたいと述べている。

 

Bullockさんは新しい像が作られることになれば、地元の黒人アーティストに関与してもらい、彼らに「平等」を表す何か新しいものを作ってもらいたいと考えているそうだ。(了)

 

 

出典元:NYPost:Boston considers removing Abraham Lincoln statue with freed slave(6/15)

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