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家事を手伝うヒューマノイド・ロボット、ノルウェーの企業が開発【動画】

家事を手伝うヒューマノイド・ロボット、ノルウェーの企業が開発【動画】
YouTube/1X

ノルウェーのロボット企業が、家事を行うロボットを開発し、その動画が公開されている。

 

掃除機をかけたり、窓を拭いたり

 

その企業とは、「1X」だ。彼らは「Neo Gamma」と呼ばれる、2足歩行のヒューマノイド・ロボットを開発。

 

2月21日には、プロモーション動画を公開した。そこにはロボットがお茶を出したり、額縁の位置を直したり、洗濯物を運んだりする様子が映っていた。

 

また動画では、「Neo Gamma」が部屋に掃除機をかけたり、窓を拭いたり、食料品を集めたりする様子も紹介されている。

 

人間のように歩き、しゃがむことも可能

 

「1X」の代表者によると、「Neo Gamma」は人間のモーションキャプチャ・データでトレーニングされており、「自然な人間の歩き方と腕の振り方」で歩くことができ、しゃがんだり、椅子に座ったりすることもできるという。

 

またこのロボットには、人間とコミュニケーションをとるために4つのマイクとスピーカーシステムが本体に組み込まれているそうだ。

 

外装はニット素材で覆われており、外部環境との潜在的な衝撃を軽減し、全体的な安全性を高めるよう設計されている。

 

一般家庭で限定的にテスト

 

「1X」によれば、まだこのロボットは一般販売されていないが、一部の家庭で限定的にテストをしているという。

 

それによりエンジニアたちは、ロボットのナビゲーションや音声、ボディランゲージの人工知能(AI)機能をテストできるそうだ。

 

「1X」のCEO、ベルント・ボーニッチ氏は声明で、次のように述べている。

 

「ヒューマノイド・ロボットが日常生活に本当に溶け込むためには、人間と離れて開発するのではなく、人間と一緒に開発されなければなりません。家庭は、ヒューマノイドが知性と自律性を高めるために、必要な現実世界のコンテキストと多様なデータを提供します」

 

またボーニッチ氏によれば、ロボットには高齢者のためにドアを開ける方法や、ペットの周りを慎重に移動する方法、周囲の世界の予測不可能な状況に適応する方法など、人間の生活の微妙な部分を教えているという。(了)

 

出典元:Livescience:‘Jetsons’ robot finally arrives: Sweater-wearing Neo Gamma android helps with household chores(2/28)

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