鼻を笛のように鳴らして44.1デシベルの音量、ギネス世界記録に
カナダ·オンタリオ州に住むLuLu Lotusさんという女性が、鼻をホイッスルのように鳴らし、音の大きさで世界一になった。正確に測定された音圧は44.1デシベル。鳥の囀りと同じ大きさなのだそう。
彼女はその鼻ホイッスルで、メロディを奏でられる。音量より、むしろこちらの方に驚かされてしまう。ギネス記録には、残念ながら、鼻ホイッスルのメロディに関する部門はないそうだ。
7才の頃に発見した鼻の能力
LuLuさんは7才の頃に「鼻でちょっとしたメロディを奏でられることを発見した」と言う。そして、その能力を使って、学校の先生やクラスメイトにイタズラを仕掛けたそうだ。
彼女が鼻でメロディを奏でると、みんながその不思議な音の源を探し始める。ある先生は教室の外にまで探しに行った、とLuLuさんは話す。
ギネス世界記録のサイトによると、彼女は喉の筋肉を使い、吐く息の流れをコントロールすることで音程をつけているらしい。
口を開けると音は口から出て来るが、口を閉じると鼻から出る。それ以上詳しいことは、彼女自身もわからないと言う。
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ギネス記録が夢だった
LuLuさんは子供の時から、ギネス世界記録の年鑑本を読むのが好きで、自分もいつかはギネスタイトルを獲りたいと夢見ていた。
ある時、ギネス記録のドキュメンタリー番組を見たのがきっかけで実際に応募する気になった。調べてみると、「最も大音量の鼻ホイッスル」というカテゴリがあったので、迷わずそれに応募した。
面白いことに、5才になる彼女の息子にも、鼻ホイッスルの能力が備わっているそう。彼女自身も、もっと大きな音を出して記録更新することを狙っているが、「息子が挑戦してそれを破れば、夢が叶ったと言えるでしょう」と彼女は言う。(了)
出典元:UPI:Ontario woman’s nose whistle reaches 44.1 decibels(1/9)
出典元:Guinness World Records:Woman with loudest nose whistle can create whimsical melodies(1/8)