フィリピン上空に火球が出現、小惑星が大気圏に突入【動画】
9月5日、フィリピンの上空に火球が現れ、その様子が複数の人々によって撮影された。
非常に小さな「小惑星」
その火球が目撃されたのは、フィリピン北部のルソン島上空とされている。
NASAによれば、その火球は非常に小さな「小惑星」とされ、大気中で燃え尽きたという。
SNSにも夜空でまばゆく輝きながら落下していく、火球の映像が複数投稿されている。
Here’s how Asteroid RW1 looks like from Gonzaga, Cagayan, Philippines. Best shot so far!! 😍 pic.twitter.com/ORpcpZJvq7
— MIKO (@itsjohnvergara) September 4, 2024
𝗪𝗘𝗟𝗖𝗢𝗠𝗘 𝗧𝗢 𝗘𝗔𝗥𝗧𝗛, 𝗔𝗦𝗧𝗘𝗥𝗢𝗜𝗗 𝟮𝟬𝟮𝟰 𝗥𝗪𝟭! ☄️
Here’s a clear shot of the much-awaited small asteroid 2024 RW1 (#CAQTDL2) burning bright into a greenish ‘fireball’ over Lal-lo, Cagayan around 12:39 AM PhST, 05 September 2024. Did you see it too? 😊
— ScienceKonek (@sciencekonek) September 4, 2024
小惑星「2024 RW1」と命名
欧州宇宙機関によれば、この小惑星は大きさが約1mで、落下による被害などはなかったという。
またこの小惑星は大気圏に突入する前、アリゾナ大学が運営している「カタリナ・スカイ・サーベイ」によって9月4日に発見され、科学者たちは「2024 RW1」と名付けた。
欧州宇宙機関によれば、このような小惑星は約2週間ごとに地球に衝突しているという。
しかし大気圏に突入する前に、発見されたのは、今回が9回目になるそうだ。(了)
出典元:BBC:Moment small asteroid lights up night sky in Philippines(9/5)