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精子をよく飲む女性は流産しにくい、との研究論文が発表された

精子をよく飲む女性は流産しにくい、との研究論文が発表された
写真AC

パートナーの男性とよくオーラルセックスをして、精液を飲んでいる女性は、流産しにくくなるかもしれない——オランダ・ライデン大学の研究者たちがこんなことを言っている。

 

まだ小規模な研究しか行われていないので確実とは言えないが、飲み込んだ精液が妊娠した女性の免疫システムに影響し、胎児が健康に成長するのを助けるらしい。

 

精液には男性の体から分泌されるホルモンやタンパク質が含まれており、それが母体に良い効果をもたらすようだ、と研究者たちは言っている。

 

234名を対象とした調査

 

オランダ、ライデン大学の研究者たちは234名の女性を対象として、過去の妊娠の経緯とオーラルセックスの関連について調査した。

 

その結果、オーラルセックスの際に精液を飲み込む習慣と、低い流産率との間に関連が認められたという。

 

ただ、234名という対象人数は少なく、この結果から「精液を飲めば流産率が下がる」とは言い切れないそうだ。より多くの女性を対象としたさらなる調査が必要らしい。

 

流産未経験者の73%がオーラルセックス

 

研究対象となった234名のうち97名が、連続して3回以上の流産を経験していたが、彼女たちの中でパートナーと日常的にオーラルセックス(フェラチオ)していたのは57%だった。(72人のうち41人)

 

これに対して、流産経験が一度もない女性グループは、73%が日常的にオーラルセックスをしていたという。(96人のうち70人)

 

繰り返し起こる流産は習慣流産、あるいは不育症と呼ばれ、遺伝子の異常やホルモン異常、感染症などさまざな原因があると言われるが、多くの場合はっきりした原因は分かっていない。

 

だが、「精液の経口暴露(oral exposure)は、妊娠の結果に良い影響をもたらすようだ」と、研究者たちは論文の中で言っている。

 

飲んだ精液が母体に耐性を作る?

 

なぜ精液を飲むと流産しにくくなるのか?

 

これはあくまでも仮説だが、母体が拒否反応を起こしにくくなるからだろう、と研究者は説明する。

 

母体にとって、父親のDNAを持つ胎児は一種の異物といえる。母体は多かれ少なかれ拒否反応を起こすが、日頃から父親の精液を飲んでいると、父親のDNAを持つ異物への耐性が生まれ、拒絶反応が起こりにくくなるそうだ。

 

これまでの流産に関する研究は、母親の体に焦点を当てたものばかりであるとのこと。父親の体液に着目した今回の研究は新しいものだ。論文として医学誌「Journal of Reproductive Immunology」に発表されている。(了)

 

出典元:Mail Online:Regularly swallowing your partner’s semen could protect against miscarriage, researchers claim(4/3)

出典元:IFL Science:Swallowing Semen May Actually Increase Your Chances Of Having A Baby(4/4)

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