ワシントンで「火星」が逃走?ハイウェイで転がり始める【動画】

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アメリカの首都で、空気でふくらました「火星」の模型が、道路上で転がり始め、その様子が撮影された。
高さ約9mもある「火星」の模型
その「火星」は、ワシントンD.C.にある文化施設「ジョン・F・ケネディ・センター」で行われていた展示「天体: 地球、月、火星」の一部として飾られていたという。
この火星の模型は高さ30フィート(約9m)もあり、夜になると内側からライトアップされ、訪問者に写真撮影の機会を提供していたそうだ。
ところが4月3日、この大きな「火星」の模型が突然、敷地内を転がりはじめ、なんとハイウェイにまで出てしまったそうだ。その様子がこちら。
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「火星の気持ちはよく分かる」
その後、この「火星」の模型は、すぐに高速道路から回収され、ケネディ・センターに戻されたが、この時の動画が話題になったという。
動画を見たあるユーザーらは、最近のトランプ政権の混乱ぶりと重ねて、次のようなコメントを投稿した。
「火星は言っている、もう2025年はうんざりだ。ここから出たいって」
「火星の気持ちはよく分かる。私たちも同じ気持ちだ」
「ワシントンの皆が今、どう感じているか(逃げ出したい気持ち)をよく表している」
この出来事で、「火星」による負傷者は報告されていない。
「火星」の模型は3月28日に設置され、4月20日までセンターに展示されるという。(了)
出典元:NBC:Giant Mars balloon escapes Kennedy Center plaza, rolls toward highway(4/4)
出典元:FOX5:Giant Mars inflatable rolls away from Kennedy Center’s ‘Celestial Bodies’ display: video(4/3)