高さ18mの「ガンダム」が横浜で作動テスト、海外から大反響
横浜の山下ふ頭で行われた「ガンダム」の作動テストの様子がSNSで拡散され、「Newsweek」や「CNN」、「People」など多数の海外メディアが取り上げている。
高さ18m、重さ25トン
日本のSFアニメ『機動戦士ガンダム』に登場した有人操縦型ロボット「ガンダム」。これと同じものを本当に作ってしまおう、というプロジェクトが一般社団法「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」によって推められ、2014年から建造が始まっていた。
そして、今月行われた作動テスト。アニメの設定と同じ高さ18mのガンダムが、歩き、膝をつき、指で天をさした。
Life-sized Gundam in Yokohama is now in testing mode.pic.twitter.com/51HVoraPb7
— Catsuka (@catsuka) September 21, 2020
このロボットは、鉄と炭素繊維補強プラスチックの混合素材で作られた200以上のパーツから出来ており、総重量は24トンになるそうだ。
ツイッターで海外に拡散
今回の動作テストは、コロナウイルスの影響で、一般には告知されずに行われたようだ。それを日本のファンが撮影して、ツイッターに投稿。そこから海外へと拡散された。別角度から撮った動画も投稿されている。
実物大ガンダムを動かすプロジェクト
「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」
《動作の構成》
・キャットウォークを開放
・2歩踏み出し
・しゃがみ込んで立膝の姿勢になり
・立ち上がる
複数回行われ、それぞれ微妙に撮影位置を変えたモノをひとつに編集しました(こちらも、ひとつ前のTweetも6倍速です)#GFY https://t.co/pBlj4hSWcW pic.twitter.com/FOTxHgkLCG— よっくん (@yoshi115t) September 17, 2020
実際に動く「等身大」ガンダムは、海外の人たちに少なからぬショックを与えたようだ。ツイッターにはこんなコメントが寄せられている。
オーケー、これが成功したなら、エヴァンゲリオンやメタルギアが出来る日も遠くないわね。——Choroka@ChorokaIGuess
本物の巨大バトルロボットが存在しないのはなぜだろう? それを作るだけのテクノロジーはすでにあると思うのだが。——Darklightr@DarklightrInk
オタクな日本は、完璧に実動するガンダムを作るまでやめないだろうな。——FABINO@KinoFabino
これに人工知能を装備するのだけはやめて。——Sophia Huang@SophiaHuang24
つまりこういうことか、日本はスピードの速い鉄道が走っているし、医療も進んでいるし、税金の申告も簡単だし、アメリカのような人種差別もない。そしてこの巨大ロボットだ。今後の休暇は、日本に行くことにするよ。——marcus thompson@marcusthompson7
(了)
出典元:The Indian Express:VIDEO: 60-foot-tall Gundam robot replica in Japan has netizens excited(9/24)