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米報道官を追い出したレストラン。その後に残った大きな影響とは

米報道官を追い出したレストラン。その後に残った大きな影響とは

6月22日、ホワイトハウスの報道官であるサラ・サンダース氏が、訪れた米バージニア州のレストラン「The Red Hen」のオーナーから、退店を促された件についてはすでにお知らせしたとおりだ。

 

アメリカが前代未聞の状態に陥っていることを象徴するこの出来事は、店への嫌がらせや脅迫につながるのではないかとも声も上がっていた。

 

実際にこの件は、店にどんな影響を与えたのだろうか。

 

トランプ大統領も参戦

 

多くの人の予測していた通り、トランプ大統領はこの件についてTwitterに意見を投稿した。

The Red Henはサラ・ハッカビー・サンダースのようないい人を追い出す前に、汚い張り出し屋根やドア、窓をきれいにすることに集中したほうがいい。外観の汚い店は、中身も汚いっていうのが私のルールだ!

ちなみに「汚い」と言われた店の外観がこちらだ。

 

トランプ大統領のツイートには「トランプ自身の比喩かしら?」「アメリカ人が経営する個人店を攻撃するなんて」「もっとやるべきことがあるだろう」「おたくが経営するレストラン(Mar-a-Lago)も衛生規範違反の指摘を受けていたはずだけど」など、非難の声が寄せられている。

 

また、同性婚カップルが、宗教を理由にケーキを作るのを拒否した店を訴えていた件で、連邦最高裁判所が店側を擁護する判決を下したことを踏まえて、「店はサービスを拒否する権利を使っただけ」と指摘するコメントも複数あった。

 

同名店が「うちの店じゃない」キャンペーンスタート

 

サンダース氏を追い出したのは、バージニア州レキシントンにあるThe Red Henだが、首都ワシントンDCにあるThe Red Henは、大きな影響を受けてしまったそうだ。

 

 

6月23日には「報道官を追い出したのは、レキシントンのお店で、DCにあるのとは無関係のお店です」と投稿した。

 

提携しているお店でもないのだが、コメント欄には「フランチャイズ店の教育をしっかりしろ」「DC店に行くべきかどうか迷っている」などの声が寄せられており、「当店ではあらゆる差別を行っていません。どちらの政党の方も歓迎です」と繰り返している。

 

また、週末には脅迫や悪意のあるレビューの書き込みが相次いだという。

 

そこで同店では、#NOTTHATREDHEN(あのRED HENじゃありません)というハッシュタグを作り、無関係であることをアピールしている。

店に寄せられる非難と称賛の声

 

渦中の店であるThe Red Henは、バージニア州にある個人店だが、そのFacebookアカウントは、現在11万人以上からフォローされる事態となっている。

 

コメント欄を見てみると「アメリカの半分を不快にさせた店」「愚かな行いだったね。誰かに悪いことなんて願わないんだけど、今回は別だ」「オーナーはごみ野郎だ」「タダでも、ここで食べたくない」などの非難の声が多く寄せられている。また、「予約しまくって行かないようにしよう」などの悪質な投稿も見受けられる。

 

The Red Hen LEX/Facebookのスクリーンショット

一方で「よくやったね」「真実のために立ち上がってくれてありがとう」「彼らを支援するために寄付を募ろう」といった声も少ないが投稿されている。

 

この傾向は、レビューサイトのYelpも同様だ。現在1万5700件以上のレビューが投稿されているが、そのうちの1万3000件近くが星1つの最低評価だ。

 

しかし、2014年から2018年5月までは、星4~5つの評価のほうが多く、評判のいいお店だったようだ。だからこそ、報道官もこの店を訪れたのだろう。

Yelpのスクリーンショット

今回の出来事で店の知名度が、全世界レベルにまで上がったのは間違いない。(了)

 

出典元:Yelp
出典元:The Red Hen

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